中部大学2022大学案内
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永田 典子 教授  Noriko Nagata国際化が進む中、さまざまな国の人と生きていくには私たちが日本のことを理解していなければなりません。中部大学は外国からの学生も多く、日本について幅広く学べる環境が整っています。自分らしく輝ける場所を見つけに来ませんか。TEACHER'S VOICEa・b.過去に行われた能楽鑑賞会の様子。観世流能楽師・久田勘鷗(ひさだかんおう)氏が、能の中の主要部分を舞い、装束の着付けの実演も行われました。c.平安装束ワークショップでは、斎宮歴史博物館・いつきのみや歴史体験館の協力を得て、平安時代の女房装束(十二単)の着付けが披露されました。モデルは学生が務め、その重さに驚き、美しさに感動しました。実際に劇場に足を運んで伝統芸能を鑑賞することは、日本文化の見識を深めることにつながります。能楽や歌舞伎の鑑賞会は不定期に開催しており、実施要項は大学掲示板やホームページで告知しています。年度によって実施される内容は異なり、大衆芸能鑑賞会や、平安装束ワークショップが開催されたこともあります。能楽や歌舞伎の鑑賞会をはじめ平安装束ワークショップも実施。伝統芸能の鑑賞会能楽や歌舞伎などを実際に観る機会は意外と少ないかもしれません。日本語日本文化学科ではそのような貴重な体験ができる機会を提供しています。【 日本語日本文化学科 】日本の伝統芸能や伝統文化に触れる楽しさを学ぶ。CAMPUS VIEW 留学生との交流J-style『J-style』は日本語日本文化学科の学生有志で発行している機関誌です。小説などの原稿執筆をはじめ編集作業や取材活動、装丁やページレイアウトなども学生が行います。出版業界に必要なスキルを磨くことができます。学生有志が手がける学科の機関誌『J-style』。学科では留学生たちとの交流に努めています。国際交流は生活や文化、価値観の違いなどを知り、改めて「日本」という国を再認識する絶好の機会。日本にいながら生きた国際感覚を身につけることができます。留学生との交流で「日本」という国を再認識。学んだ知識や教養を専門的な職業に生かせるよう、中学校・高等学校の国語教諭、日本語教員、博物館学芸員、図書館司書などのスペシャリストの養成にも力を入れ、学生の進路要望に応えています。国語教諭や日本語教員などスペシャリストを養成。資格サポート〉〉 特色ある取り組みcab087CHUBU UNIVERSITY GUIDEBOOK 2022人文学部日本語日本文化学科

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