中部大学2022大学案内
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〉〉 研究室紹介山内 悠嗣研究室稲垣 圭一郎研究室ヒトの脳計測と信号処理技術によって、脳活動と脳情報処理の規則性を分析し、視知覚のメカニズムの理解や教育、情報ストレスに関わる脳状態を理解する研究を進めています。脳計測と信号処理により、視知覚や教育、情動ストレスに関わる脳情報処理を研究。センサ工学、ロボット工学、人工知能を基礎とし、賢いロボットを開発するためにセンサを介して外界を認識・理解する技術、ロボットの外界環境に適応して自律的に行動する技術の研究に取り組んでいます。周囲環境を認識し、自らの判断で行動するロボット技術を研究。発達障害児や一人暮らしの高齢者など、さまざまな支援を必要とする人々を対象とし、日常生活の行動や感情の変化を分析し、その分析情報を基に、人をアシストするロボットについて研究をしています。人の行動や感情を理解し、well-beingを実現してくれるソーシャルロボットを研究。イ ジェリョン研究室CAMPUS VIEW 最先端分野であるロボットオペレーティングシステム(ROS)の専門的な学びを取り入れ、新領域でのロボット開発に貢献。ROSはロボット用オープンソースミドルウェアとして開発され、世界中で採用が進んでいます。大学などにおいてもROSを用いたロボットアプリケーション開発技術者の育成に取り組む動きが加速しつつある中、本学科では、カリキュラムにROS関連科目を設定し、専門的な学びを提供しています。また、幅広い学問領域の知識と経験を効率よく身につけられるようにカリキュラムを編成しており、社会課題を解決するロボットを開発するための素養が身につきます。ロボットエンジニアの基礎を成す知識、技術を修得する実習でも、ROSを柱とした学びが得られます。ROSを用いたアプリケーション開発技術の養成【 ロボット理工学科 】日本初となるロボットOSを採用した教育を実施。開発元がPepperと同じヒューマノイドです。高度な音声認識、発話機能、すぐれた開発環境とインタフェースを備えており、歩行やダンス等の動作を容易に作成できます。お掃除ロボット・ルンバと同様の2輪駆動機構を備えています。ノートPCやセンサを搭載することで、プログラムによる自律走行が可能な教育用ロボットになります。Turtlebot 2NAOトヨタ自動車が開発した人の生活を支援するサービスロボットHSRを用いて研究や講義を展開しています。本学科はHSRを用いて技術開発や研究を行う研究機関が参加するHSRコミュニティに加盟し、人間の生活を支援するためのロボット技術の開発、研究を進めています。HSRコミュニティを介して、開発した技術や成果を共有、相互利用することで、HSRを用いたロボット研究を加速させています。また、講義ではROSを介したHSRの制御からセンサを用いた周辺環境の認識など、ロボットアプリケーションを開発するための一連の技術を学び、アクティブラーニング形式でロボットアプリケーションを開発します。専門的な知識や技術を修得するほかに、ロボットエンジニアとして重要な課題を提案する力や問題を発見・解決するスキルを養います。生活支援ロボットHSR(Human Support Robot)ロボット開発のカギを握る新しいソフトウェアにも着目し、実践的にロボットの開発や製作、AI領域で活躍できる人材の育成を目指します。067CHUBU UNIVERSITY GUIDEBOOK 2022工学部ロボット理工学科

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