中部大学2022大学案内
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Graduate'sInterview03名古屋第二赤十字病院河合 恵 生命健康科学部 作業療法学科 2015年3月卒業(愛知県 名古屋南高等学校出身)知識・技術・態度の揃った作業療法士として、患者さんの不安や悩みにしっかりと寄り添いたい。現役の医療従事者である母と2人の姉の影響で、私も作業療法士の道を志しました。4年次の春学期に、現在の勤務先で2カ月の臨床実習を経験しました。この時にフォローしてくださったスタッフの皆さんと現場の雰囲気に魅力を感じたことが、就職を決めた理由です。担当業務は入院患者さんのリハビリテーションが中心で、病気やケガにより運動麻痺などの障がいを抱える方が日常生活に戻るお手伝いをしています。一人でトイレに行けなかった、食事ができなかった、字が書けなかった患者さんが次第に回復していく姿を目にすることが大きなやりがいです。大学では「知識」や「技術」のほか、作業療法士として大切な患者さんへの「態度」を学びました。勤務先は急性期病院のため、突然の身体の不調に精神的なダメージを受ける患者さんも少なくありません。皆さんの不安や悩みをよく聞き、適度な距離感をつかみ、良好な関係を築ける作業療法士でありたいと考えています。 Graduate'sInterview01子どもたちに誇れるしごとをするために、チームでいくつもの困難を乗り越える。ものづくりが好きで、スケールの大きな仕事をしたいと思い、ゼネコンへの就職を希望しました。現在は施工管理業務を担当し、同僚や職人、設計者たちとの情報共有を意識しながら、共に建物づくりに取り組んでいます。仕事には新たな挑戦がつきものですが、チームで困難を乗り越え、建物を完成させることがやりがいです。また、利用者の方に喜んでもらうためには、努力を惜しみません。現在担当しているダムの管理棟建設においても、お客様の期待に応えるために、社内スタッフとたくさんの検討を重ねました。このように仕事を進める上では、あらゆる場面でコミュニケーション力が必要となります。その基礎となっているのは、ゼミ仲間とチームでものづくりに挑んだ経験や、講義で自分の制作物をプレゼンした経験でした。清水建設のコーポレートメッセージである「子どもたちに誇れるしごとを。」という言葉を胸に、たくさんの人に役立つ建物をつくる仕事に携わることで、社会に貢献していきたいです。清水建設株式会社大野 景祐 工学部 建築学科 2009年3月卒業(静岡県 浜松湖南高等学校出身)CHUBU UNIVERSITY GUIDEBOOK 2022031[就職]進路決定までサポートする徹底したキャリア教育。04

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