中部大学2022大学案内
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文理融合の多様さは、学びにとどまらず、学科の枠を超えたプロジェクトの企画・運営、ボランティア活動などにも生かされています。自主的に活動する学生を大学としても応援する体制を整えています。ボランティア・NPOセンターVOLUNTEER学生によるボランティア活動団体として2004年9月に発足後は、社会全体でのボランティア意識の高まりや活動を受け入れる行政・地域の体制拡充も手伝って、活動が活発化。現在は5つのプロジェクトが活動しており、多くの学生がスタッフ登録をしています。イベントなどの企画・運営に加えてNPOセンターのマネジメントまで、すべて学生主体で取り組んでいます。災害対策プロジェクト大規模災害「東海大地震」に備えた実践的なプログラムを実施。訓練や研修、体験を通じ、防災・減災について理解を深める。環境対策プロジェクト自然や環境問題とふれあい、多方面からの環境問題解決を目指し、「食農体験」「自然保護」「環境学習」の3つをテーマに活動する。社会福祉プロジェクト目指すのは、共感的な「心のバリアフリー」。高齢者や障がい者との交流や支援を通じ、差別や偏見をなくすことを目的に活動する。社会教育プロジェクト異年齢間の交流、青少年教育活動を実施。「体験すること」をきっかけに、ソーシャルスキルの習得を目指す。地域貢献プロジェクト地域のイベントへの参加を通して、学生と行政・地域団体との協働による相互の発展を目指す。地域貢献活動を通して人と関わることの大切さを実感。友人から誘われたことがきっかけで、地域貢献プロジェクトに参加しました。地域から依頼を受け、祭りなどのイベントや、警察署の防犯講習会などに参加しています。中でも印象に残っているのは、2年次に「春日井まつり どっこいせ」への企画協力依頼を受け担当したこと、4~10月と長期間にわたりイベントに尽力することで、最後まで企画をやり遂げる責任感を学びました。また、3年次にプロジェクトリーダーを務めた際、最初は一人で問題を抱え込みがちだったのですが、仲間を頼るということに気づきました。他にも外部の方々との関わり方、スケジュール管理の方法、リーダーシップ等々、活動を通して得たことすべてが自分のためになっていると実感しています。社会に出てからはNPOセンターでの経験と情報工学科で学んだ情報管理を生かし、「人の生活を豊かにする仕事」で活躍したいと考えています。「春日井まつり どっこいせ」の様子地域貢献プロジェクト鈴木 出留 工学部 情報工学科 2021年3月卒業(静岡県 掛川東高等学校出身)CHUBU UNIVERSITY GUIDEBOOK 2022009[学び]文理融合ワンキャンパスで学びがつながる。01

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