大学案内2021
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入学当初から多くの基礎実験を行うとともに、3年次には研究テーマを決めながら試行錯誤する創成実験を通し、自分で問題提起し実験で検証する応用力を身につけます。【応用化学科】基礎から応用へつながる実験プロセスで、思考が高度に深まる。CAMPUS VIEW 〉〉 研究室紹介石川英里研究室山田直臣研究室饒村修研究室スマートフォンやパソコンに必ず使用されている「電気が流れる透明な材料」についての研究など、ありふれた元素だけをもとに新たな材料開発を行っています。電気が流れる透明な材料など、ありふれた元素をもとに新たな材料を開発。セレンなどのヘテロ原子を組み込んだ新規有機化合物を合成し、その特異な分子構造や反応性に関する研究を行っています。元素の特性を生かした新しい機能の創出を目指しています。元素の特性を生かした機能創出を狙う機能性有機化合物の開発。金属イオンの自己集合化反応を利用して、複数の種類の金属を組み合わせたさまざまな形を持つ大きな金属酸化物クラスターを合成し、新しい触媒や固体電解質などの開発を行います。金属酸化物クラスターの触媒や固体電解質としての機能向上を目指す。研究に必要な英語の文献を翻訳し、実験ノウハウや論文作成法を修得します。デバイスの小型化・高集積化に不可欠な機能性薄膜を作る研究も行っています。環境に優しい物質で高機能材料を開発する研究も行うことができます。応用化学実験 4年間のステップ4年次1年次2年次3年次化学の魅力や面白さを感じる導入的な実験、用意されたテキストに沿って、器具やデータの測定・分析方法なども学びます。さまざまな基礎実験を経験します。調査や問題解決といった目的に沿う実験を行い、得た結果について考察する意識を身につけます。2年次の基礎実験を発展させた実験を行いつつ、秋学期からは自らテーマを決めて実験に取り組み、卒業研究へのイメージを膨らませます。卒業研究では計画的に実験を重ね、結論を導き出します。豊富な実験経験を生かし学生の多くが的確に実験を行っています。1年次から2年次の実験は基本を確認しながら学びます。3年次秋に各研究室へ仮配属され、個別に指導を受けながら半年をかけ、自分なりのテーマを見出して思考実験を繰り返す創成実験を通じ、研究への向き合い方や思考の組み立て方、失敗のリカバリーの仕方、ノウハウなどを積み上げます。卒業研究時には3年次の研究をさらに深めたり高度に発展させるなど、応用力を高めます。卒業研究を先取りした創成実験で高度な応用力・思考力を鍛える。応用化学創成実験日本技術者教育認定機構(国際的に通用する技術者を育成するプログラム)CHUBU UNIVERSITY GUIDEBOOK 2021059工学部

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