大学案内2021
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Graduate'sInterview06蒲郡市立蒲郡中学校 教諭夏目 果奈 現代教育学部 児童教育学科 2016年3月卒業(愛知県 豊丘高等学校出身)生徒が興味をもつ授業は学生時代の学びからワンキャンパスの特色が自身の視野を広げる。現在は中学校の理科教諭として教壇に立っています。学生時代に、現場での指導経験が豊富な先生方から実践的な学びを得られたことで、生徒が興味を持ち、自発的に学べるような授業ができるよう心掛けています。また、学部で主催するイベント「あつまれ!!わんぱく隊」の活動で直接子どもと触れ合えたこと、子どもに寄り添って感情を引き出す先輩の接し方を目の当たりにしたことから、教師という職業の尊さや難しさを実感し、夢の実現を強く想うようになりました。加えて中部大学は、さまざまな学科がワンキャンパスに集まっており、大学のイベントやサークル活動を通じて自分とは違った考え方や価値観を持つ友人と交流することができ、自分の視野を大きく広げることにもつながりました。今後も中部大学の4年間で学んだことを生かし、より多くの生徒に理科の魅力が伝えられるような教育をしたいと考えています。 Graduate'sInterview07株式会社岐阜セラツク製造所岡原 孝治 応用生物学部 応用生物化学科 2006年3月卒業大学院応用生物学研究科応用生物学専攻博士前期課程 2017年3月修了(愛知県 日進西高等学校出身)最先端技術で素材開発に貢献。「学び直し」を力に変える懐の深さが新しい一歩につながった。卒業後は薬品会社に入り、MS(医薬品卸販売担当者)として営業職に就きました。それから9年が経ち、これまでの自分を振り返ったときに「自身がやりたかった研究開発に専念したい」と一念発起し、大学院に入って学びを深め直しました。当社では、天然、合成、分散のキーワードで、健康食品、パッケージ用インキ、塗料添加剤等、さまざまな分野で活躍する生理活性素材の抽出精製、特殊高機能化学品の開発、製造を行っています。現在私は、高機能素材を溶剤あるいは水中で微粒子化し、分散安定化する技術開発を行っています。その分散液は、使いやすく、素材の特徴を生かしてさまざまなコーティング用途に採用されてきています。一度営業職に就職したからこそ、事業目線を持った研究者になれる。それが会社における自分のアイデンティティであり、私が会社に求められていることでもあると思っています。何でも挑戦させてくれる応用生物学部は、学び直しをしたい社会人にも温かい環境でした。長い人生、先の読めないときも踏み出そうとする人には必ず応えてくれます。みなさんも勇気をもって、まず一歩を踏み出してみてください。CHUBU UNIVERSITY GUIDEBOOK 2021031広く深い智識の森。中部大学。

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