大学案内2018
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78  大学COC事業大学COC(Center of Community)事業とは、文部科学省が推進する「地(知)の拠点整備事業」で、国が地域の課題解決に取り組む大学を支援するものです。中部大学は平成25年、「春日井市における世代間交流による地域活性化・学生共育事業」が採択されました。春日井市と連携し、大学の持つ人材や技術、知の資産を活用した地域の再生や活性化に取り組み、社会が求める「地域にも目を向けられる人材」としての「地域創成メディエーター」※を育成します。※ メディエーターとは「仲介者」「媒介者」を意味します。◆「地(知)の拠点整備事業 (大学COC事業)」に採択地域創成メディエーター発表会高蔵寺ニュータウンの高齢者との交流会報酬型インターンシップ説明会地域で“多くの年代”や“さまざまな考え方や文化の人々”と共生する人間的基盤の形成を目的とし「特別課題教育科目」に新科目「地域共生実践」を設置しました。◆正課教育(大学での授業)に新科目を導入地域社会再構築のための人材育成を目指します報酬を得て働きながら同時に社会人教育を受ける取り組み。企業にとっては、当面の人材確保と地元での雇用促進のメリットが生まれ、学生と企業の双方に利点があります。報酬型インターンシップ1年間5回の世代間交流会の開催と学生が高齢者のお宅にホームステイや家庭訪問をする試み。学生にとって高齢者との交流は生きた学びにつながり、高齢者と若者との相互理解が深まります。高齢者・学生交流Learning Homestay4高蔵寺ニュータウン内に若い力として居住し、居住する学生が地域の方々と連携しながら、さまざまな活動を行い、学生自身が地域社会について学べるとともに、ニュータウンを活性化する構想。キャンパスタウン化6春日井都市計画のまちづくりの重要課題を解決し、人々が安心して快適な生活を送れるように、工学部が中心となって学術分野の地域協働研究を行っています。生活・住環境を考えるまちづくり3定年退職後などのシニアの方を対象とした中部大学アクティブアゲインカレッジを開設。中高年者の生涯学習と社会貢献、生きがい就労を視野に入れたセカンドライフづくりを支援します。シニア大学5春日井地域のNPOなどが開催する地域活動に関する情報発信、シニア大学の講義の配信や医療機関同士の情報連携など、地域に役立つ情報ネットワークの構築を目指します。コミュニティ情報ネットワーク2中部大学は、春日井市と連携し地域の活性化に取り組んでいます。大学COC事業「地(知)の拠点整備事業」もっと社会に、もっと地域に近い教育を。

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