大学案内2018
77/110

研究所・センター  75最先端の研究に取り組む中部大学の研究所・センター国際人間学研究所中部大学で唯一の人文科学系研究所として時代にふさわしい文化的・芸術的感性の醸成と、表現活動の可能性を追究しています。溌剌とした文化環境の創出に寄与することを主眼において、毎年テーマを掲げながら研究を進めています。 生物機能開発研究所本学のバイオテクノロジー研究の拠点として、生物がもつさまざまな機能を開発・利用して、生命・食・環境の諸問題解決に寄与することを目的に、「食品機能」「環境評価」「先端生命」の3つのプロジェクトを実施しています。生命健康科学研究所生命健康科学分野の研究の拠点として、人の健康維持を目的にライフサイエンスに立脚したヘルスサイエンス領域の新しいプロジェクト研究、フォーラムや講演会などを行い、教育・研究を通じながら人材の育成に努めています。天文台宇宙を対象とした自然科学とそれに関連する工学分野、天文学に関連する文理融 合分野など幅広い分野で教育・研究を推進します。天文学を通した理科教育の場を提供し、地域連携と天文教育の拠点となることを目指します。実験動物教育研究センター実験用動物の飼育室・実験室を整えた施設です。マイクロインジェクション装置などを導入し、遺伝子組み替えを行ったマウス(トランスジェニックマウス)や特定の遺伝子を欠損させたマウス(ノックアウトマウス)などの動物モデルの開発も可能です。現代教育学研究所保育や学校の現場で混迷を深めている教育の諸問題を、特に人材養成の観点から研究しています。指導的役割を担う優れた専門家の養成に向けて調査・研究するプロジェクトを立ち上げ、その成果を大学に提案しています。生産技術開発センター生産技術の開発研究を「産・官・学」の協力体制で実施することを目的に活動しています。ナノテクノロジーを主とした「生産システム」「加工技術」「メカトロニクス」「精密計測」「生産管理」などの各種研究を進めています。アイソトープセンター放射性同位元素の利用や放射線関連の機器を総合的に管理するセンターです。応用生物学から生命医科学、工学におよぶ多分野の研究や教育を支援する共同利用施設として設けられています。エネルギー変換化学研究センターエネルギーの化学変換に関する先端研究、エネルギー変換触媒、反応及びそのシステムに関する開発研究を推進し、国内外の研究機関、民間企業等との共同研究を通して、新規事業の開発及び当該分野における人材の養成を図り、地域産業の活性化に寄与することを目的としています。藤原洋記念 超伝導・持続可能エネルギー研究センター自然エネルギーを系統電力と連携させて超伝導送配電を行うための大電流用端末システム・高電流密度超伝導ケーブルの研究開発を行います。化石燃料を減らし、自然エネルギーで補う低炭素社会での送配電システムの基盤の確立を目指します。産業経済研究所時代の変化に伴う経済・産業の動向についての知見を深め、未来性と実践性の両面を備えた研究機関として活動しています。地域の産業発展や企業経営に具体的に役立つような研究を進めながら、質の高い内容を公表しています。総合工学研究所工学と複数の学問分野を統合した学内プロジェクトの研究を行い、工学の基礎、エネルギー、材料、構造、環境・防災の5分野に対応した研究プロジェクトを推進しています。分析計測センターでは学内外の共同研究のための設備を整えています。分子性触媒研究センター有機反応の均一系分子性触媒の先端研究を推進し、新規事業の開発および当該分野における人材の育成を図り、地域産業の活性化に寄与することを目的として2011年に設置されました。薄膜研究センターエネルギー、環境等に関する薄膜の基礎研究や国内外の研究機関・民間企業との共同研究を通して、研究成果の学内外への発信や、新規事業の開発および人材の育成を図り、地域産業の活性化に寄与することを目指しています。中部高等学術研究所「持続可能性」を基礎にした「学問の再構築」を目標に、文系・理系の枠にとらわれない研究を展開しています。国際GISセンターGIS(地理情報システム)を積極的に利用し、地域で発生している現象をモニタリング、生データを共有し、処理・分析・公開し、「新しい実学」の創造を探究しています。国際ESDセンターESD(持続可能な発展のための教育)事業の企画・立案、支援、調査・研究などを推進しています。本学は名古屋大学等とともに中部ESD拠点として国連から認証されています。

元のページ  ../index.html#77

このブックを見る