大学案内2018
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中部大学創発学術院  73 中部大学は2014年に開学50周年を迎え、教育面のみならず研究面でも中部圏を代表する私立大学として成長し、学園として更なる飛躍の時代に入りました。そこで新たな試みとして、これまでの「総合大学への道」というテーマから「開かれた世界レベルのサステナブル大学」へ発展させるための改革が進められています。その取り組みのひとつが、京都大学との連携によって生まれた「創発学術院」です。 創発学術院は、中部大学の特色である自由な雰囲気を活かして、世界トップレベルの卓越した研究者を学内はもちろん、国内外から集めた「国際連携および先端萌芽のための高度な研究組織」となっています。「創発」とは、部分の性質の単純な総和にとどまらない特性が、全体として現れること。本学の創発学術院は、学内外の研究者を集積させて組織化することで、個々のふるまいを凌駕した新たな学術分野を生み出し、既存の領域を超えた学問の開拓と発信をしていきます。 中部大学創発学術院他大学と連携して新たな学術創発を掲げる高度な研究の場学内外の卓越した研究者を集め、「創発セミナー」「学術レクチャー」「シンポジウム」を通じて既存の学問領域を超えた新しい学問の開拓と発信をしていきます。創発学術院が主催するセミナー等の活動によって、真に学びたい者が学問の最先端に触れ、学問の創発に関わる機会を生みだしています。中部大学創発学術院の活動内容中部大学創発学術院と京都大学高等研究院との連携の概要創発セミナーまだ教科書にも載っていないような最先端の学問に触れることができます。世界トップレベルの研究者との交流が可能です。シンポジウム年に2回程度開催される、一般公開のシンポジウム。一般の方でも楽しめる聴講内容となっています。学術レクチャー学内外の研究者の講義を自由に聞くことができます。創発セミナーに比べ、より専門性の高い講義をおこないます。中部大学創発学術院1.目  的新たな学術の創発を目指した先端萌芽的な研究を涵養3.設置場所16号館10階2.組織体制総長直轄の下、コーディネーター、シニア教員、中核教員、研究員、外国人研究員、事務員を配置京都大学高等研究院1.目  的世界トップレベルの研究を実施し、国内外の叡智が集結するハブとして国際的な拠点機能を強化2.組織体制総長直下、特別教授を配置。研究拠点については、平成29年に物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)を包含し、計2~3拠点を予定連 携

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