大学案内2018
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66  工学研究科地球的視野でのぞむ科学技術の主翼を担う創造的工学へ 本専攻は都市建設工学科と建築学科をカバーしています。土木工学分野は「構造工学」「コンクリート工学」「水工学」「地盤工学」「土木計画学」の5系、建築学分野は「建築構造学」「建築材料学」「建築環境・設備工学」「建築史・意匠」「建築計画」「都市計画」「建築デザイン」の7系で構成しています。 前期課程は高度専門技術者の養成を目指し、後期課程は最高度の専門技術者および教育研究者の養成を目的としています。 電気・電子工学のフィールドは年を追うごとに拡大し、技術は高度化の一途をたどっています。「電力・エネルギー」「電気機器・制御情報」「電子物性デバイス」「電子・情報工学」の4つの分野を設置し、研究の第一線で活躍している教授陣が、マンツーマンで指導を行っています。前期課程では高度技術者の育成、後期課程では国際的に活躍できる最高度の技術者、研究者の育成に努めています。 本専攻は「設計工学」「エネルギー工学」「生産工学」「精密工学」の4分野で構成されています。機械工学の基礎を重視するとともに独創的な専門研究を行い、進歩・発展する社会のニーズにも対応できる創造性豊かな人材を育成しています。生産技術開発センターとも連携し、企業との共同・受託研究に参加しているのも特徴の一つです。後期課程ではさらに高度な先端技術を推進する技術者および研究者の養成を目指しており、優れた諸設備を利用した研究・教育を行っています。Graduate School of Engineering工学研究科 産業界における先端技術の発展により、工学においても総合的技術を集約した学際的分野に急激な進展が見られ、従来にも増して広範囲で専門的な知識が必要とされています。変動する社会の要請に応えていくため、工学研究科では工学における学術の理論と応用を探究し、さらにその深奥をきわめて人類福祉の向上に継続的に貢献できる人材の育成を目的としています。本研究科は、高度な専門研究をきわめた多くの技術者や研究者を送り出し、広く産業界や研究分野に寄与しています。現在では工学部8学科をすべてカバーする6専攻が整い、学部と連携した教育・研究体制を実現しています。優れた教授陣や最新鋭の研究・実験施設、豊富な研究資料など充実した環境のもとで、ナノテクノロジーや超伝導などの先端的な開発研究をはじめ、人類が直面する諸問題に取り組む技術者や研究者の育成に努めています。■機械工学専攻 [博士前期課程・後期課程]■建設工学専攻 [博士前期課程・後期課程]■電気電子工学専攻 [博士前期課程・後期課程] 本専攻では「情報通信」「メディア情報」「知能情報」「計算工学」の4分野を設け、情報工学や情報技術の発展に関わるリーダー的人材を育成します。前期課程では所属分野の授業科目を中心としながらも、他分野の授業科目や他専攻の講義に参加することで専門知識に幅を持たせます。後期課程では高度技術者・研究者の育成に向けて、第一線の研究を行う教授陣の指導下で独創的な研究活動を行います。■情報工学専攻 [博士前期課程・後期課程] 生活圏宇宙とエネルギー技術の基礎科目と「空間情報科学系」「エネルギー科学系」の専門科目を設け、太陽エネルギーをはじめとしたバイオマスエネルギーなどの新エネルギー技術の開発・発展や超伝導直流送電やスマートグリッドといった新しい省エネルギーシステムの技術開発、デジタルアースを用いた新しい資源探査技術や手法の開発、環境への影響評価などさまざまな部門の現場での活躍が要請されている高度専門技術者を育成します。■創造エネルギー理工学専攻 [博士前期課程・後期課程] 本専攻は「物理化学」「無機化学」「有機化学」「化学工学」の4分野で構成されています。化学の専門知識を深め、応用力を身につけるとともに、先進的な化学技術者に必要な技術・研究開発能力を養成、社会に貢献するための教育・研究を行います。前期課程では化学工業の発展を担う高度技術者の養成、後期課程では創造的研究者の育成を目指しています。■応用化学専攻 [博士前期課程・後期課程]

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