大学案内2018
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施設  99豊かな自然のなかで合宿やゼミナールに活用 岐阜県恵那市にある研修センターは広さ約24万㎡、高低差60mの丘陵地にあり、自然林の間に宿泊施設や運動施設などが点在した研修施設です。毎年、新入生オリエンテーションである恵那研修を始めとし、学生や教職員の研修、ゼミナール、クラブ合宿などに使われています。 当研修センターは一度に200人が宿泊できます。運動施設は体育館、総合グラウンド、野球場、テニスコート、ゴルフ場(6ホールショートコース)、1周2,700mのトリムコースを整備しています。歴史と趣を伝える伝統的な和風建築と庭園 キャンパスの樹々深い一角に建つ趣ある和風建築。これが「工法庵」「洞雲亭」「爛柯軒」です。工法庵は工学部建築学科の学生が卒業研究として千利休の茶室を原寸大に復元したものです。洞雲亭は約200年前に建てられた小豆島の古刹の庫裏を移築、復元修理した貴重な書院です。爛柯軒は高さ2.5m、床面積9㎡の小茶亭で、本学の教授が設計を手掛けました。四季折々の風情を感じさせてくれるこの空間は、茶道部の活動や留学生の日本文化体験などに利用されているほか、学外の要望に応えて一般公開もしています。合宿などに利用される温泉のある山荘 新穂高山荘は渓流に沿った16,000㎡の敷地に、山荘本館、山荘別館、温泉(露天風呂)などを配置しています。新穂高温泉郷のほぼ中央に位置し、学生、卒業生、教職員の福利厚生施設として1年を通じて利用されています。山荘本館にはラウンジ、食堂、展望室とトイレ・洗面・冷蔵庫を完備した宿泊室10室があり、温泉の源泉2本を備えた快適な浴室棟を完備。1年生を対象としたフレッシュマンキャンプのベースとなり、またゼミやクラブの合宿などにも利用されています。全天候型グラウンド工法庵・洞雲亭・爛柯軒く  ほう あんどう うん ていらん  か  けん中部大学研修センター新穂高山荘三浦幸平メモリアルホール情報の発信源となる多目的ホールと記念室 三浦幸平メモリアルホールは創立者三浦幸平先生の生誕100年を記念して1992年に建設した施設です。教育・研究上の効果を最大限にあげ、社会・産業界との連携強化を図ることを目的としています。 当ホールは高い音響効果が得られるように設計された600人程度収容の多目的ホールと三浦幸平先生の業績をしのび、学園の歴史を知ることのできる三浦幸平記念室で構成。現在、キャンパスコンサートや企業説明会などに活用されています。なお当ホールの建設資金の多くは同窓生をはじめ、企業や学園関係者の寄附によるものです。研修センター全景新穂高山荘三浦幸平メモリアルホール洞雲亭

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