2021研究紹介
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92キーワード相談に応じられる内容独自HPキーワード相談に応じられる内容 203304101QOL1.090.40 Factor 2.722 QOL/CostGNH()QOLQOL撤退移住QOLと低炭素・低費用が同時成立するスマートシティ成長社会から成熟・超高齢社会までのSDGs達成を見据えてHAYASHI Yoshitsugu卓越教授 林 良嗣立地適正化計画、交通インフラ計画を、老若、男女など人口の属性グループ別にQOL向上を図り、かつインフラ維持費用とCO削減ができるように、システマティックに策定支援 発展途上国の成長社会では、経済発展に伴って大渋滞に落ち込み、PM、NOx及びCO2の排出が増大するが常である。個人のQOL向上パフォーマンス、すなわちQOL/Cost・QOL/ CO2を最も高める鉄道・道路比、代替策として、コンパクトシティ誘導政策、インフラ整備政策をQOLに基づいて選択する手法を提供する。[図1]・日本では、人口が縮み100年間で半減し超高齢社会に入るが、市街地は依然として拡大しているため、道路や上水道などのインフラの将来世代1人あたり維持費用負担は増大する。だから、コンパクトシティが良い。でも、どのように縮んでいくのが最良か?成熟社会でもQOL/Cost・QOL/ CO2のパフォーマンスの低い地区から順に撤退していくスマートシュリンクの方法を編み出した。[図2] 個人のQOL算出により、SDGsの「誰も取り残さない」の評価が可能になった。・ローマクラブ正会員(世界で100人)・日本支部長、世界交通学会会長(70か国から1,400名会員、本部:英国)、日本環境共生学会会長,日本工学アカデミー中部支部長、日本学術会議連携会員, JICA-SATREPSプロジェクト「Thailand4.0を実現するスマート交通戦略 」代表などを歴任。【研究テーマ】●都市化・モータリゼーションと気候変動(JICAバンコクプロジェクト)●高齢・経済成熟社会とクオリティオブライフ(環境省・国交省)●都市のスマートシュリンク(プラチナ社会・継承可能都市分科会)●レジリエントな国土デザイン(土木学会)●地球環境バランスの維持方策(ローマクラブ)●コロナ感染症の交通・社会へのインパクト(世界交通学会・JST)都市のスマートシュリンク、 国土デザイン、低炭素交通システム学長付研究所・センター等

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