2021研究紹介
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76キーワード相談に応じられる内容キーワード相談に応じられる内容異文化(各国特有の思考法)のマネジメント~貿易や海外進出を行う際に知っておくべき商習慣~SAKAI Yoshihiro経営情報学部教授 酒井 吉廣企業経営に関する事、海外進出に関する事、財務リストラ 為替の大幅な円高と日本の本格的な国際化を促した「プラザ合意」から35年。世界経済は大きく成長した。特に、米国経済と中国経済の成長は著しい。 しかし、日本経済は過去30年間ほぼ横這い状態である。また、日本企業がグローバル化に成功しているとも言い切れない。 私の研究は、日本銀行、日本政策投資銀行での経験を踏まえ、国際競争に直面している日本企業の経営に資するビジネスモデルの枠組みを作ること。 多くの日本企業の方々に貢献したいと考えています。【研究テーマ】●宗教、文化、地理の違いとビジネス態度、思考法の関係●米国の政治と経済および中国の政治と経済の有機的関係●米国、欧州およびアジア諸国の経済関連法と商慣習●金融・マクロ経済から分析する各国の潜在的経済力●財務会計と管理会計(日本基準、米国基準、IFRSの比較と共に)<日経ビジネスオンライン、論座、Jbpressの記事をご参照下さい>米国、欧州、中国、アジア、経済、金融、M&Aキーワード相談に応じられる内容キーワード相談に応じられる内容制度的インストラクチャーの循環経済への影響HOSODA Eiji経営情報学部教授 細田 衛士静脈ビジネスの展開・成熟化、国や公共主体の役割、動脈ビジネスの循環経済構築での役割  現在EUなどの先進国を中心に循環経済(Circular Economy)の構築に向けての動きが加速している。日本もその例外ではない。使い捨て経済(Linear Economy)から脱皮し、資源の高度な循環利用を実現できなければ持続的な発展はありえない。しかしながら、具体的にどのような手法をもって循環経済を構築したら良いのか、EUなどの刊行物を見ても明確な理論的根拠があるとは思えない。本研究では、循環経済構築のための重要な手法として拡大生産者責任(Extended Producer Responsibility)を取り上げ、それがどのような形で循環経済構築に寄与するかを理論的および制度論的な観点から明らかにする。拡大生産者責任はハードローとソフトローのどちらによっても実施される。本研究では、その2つの組み合わせ、すなわち制度的インフラストラクチャーの設計いかんによってどのように循環経済が影響を受けるかを検討する。 【研究テーマ】●生産物連鎖制御の構成要素としての拡大生産者責任●日本における資源循環制御の手法としてのソフトロー●使用済み製品・部品・素材の所有権問題と拡大生産者責任 循環経済、拡大生産者責任、ハードロー、ソフトロー経営情報学部経営情報学部

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