2021研究紹介
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68キーワード相談に応じられる内容キーワード相談に応じられる内容患者さんにやさしい医療機器・医療材料の開発と評価-臨床工学領域・臨床現場と産官学との連携-NAKAI Koji生命健康科学部 臨床工学科准教授 中井 浩司医療機器・医療材料の臨床評価、改善提案 医療機関等、臨床現場に使用される医療機器や医療材料を評価して、患者さんにとって、また医療従事者にとってより良い製品への改良を提案します。今後、開発したい製品や試作品も含め、対象となります。 また、臨床で得られた生体情報のデータを解析し、生体反応の理解を深め、新しいアプローチ手法を研究、提案します。【研究テーマ】●パルスオキシメータの開発、改良、無線化●医療安全管理●医療機器や医療材料の小型化・低侵襲化 ●生体情報からの危険予測●心拍変動と生体侵襲医療機器、センサ、パルスオキシメータ、低侵襲、生体情報モニタリングキーワード相談に応じられる内容独自HPキーワード相談に応じられる内容心電図診断とその応用・ストレスセンサーの開発HIRATE Yuichi生命健康科学部 臨床工学科教授 平手 裕市ストレスセンサーの開発、ストレスフリー環境に関する研究、レジリエンスを高める生活習慣に関する研究、循環器疾患の診断と治療、生命維持管理装置に関する研究 複雑化する社会環境の中で、“ストレス”が肉体的・精神的障害因子として注目されている。 生体に発生するストレス反応やその原因となるストレッサーに関する研究は長く続いているが、未だに有効な解決策が得られていない。当研究室では、臨床現場で得た経験に基づき、生体に発生したストレスの大きさや質を客観的に評価できるセンサーの開発を通して、ストレスへ適切に対応する手段やストレスに対抗する強いレジリエンスを獲得する手段を探求することを目的としている。(図は、多種多様なストレスの結果として生体に起こる反応の共通性に基づいて、ある種のストレスに対抗するレジリエンスを獲得した個体が別のストレスにも強くなる実験的事実を示している)【研究テーマ】●心拍変動周波数解析による自律神経反応の評価 人工透析治療などの特殊な条件下で得られた心電図情報から、心拍変動 の周波数成分をスペクトル解析し、自律神経の反応強度を推定する。 ●心臓血管外科領域における臨床研究●心電図診断の臨床的有用性ストレス、レジリエンス、センサー、心電図、循環器医療http://www.nco-ecg.com/ 主催する心電図講習会のURLhttps://researchmap.jp/y-hirate リサーチマップ生命健康科学部生命健康科学部

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