2021研究紹介
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56キーワード相談に応じられる内容独自HPキーワード相談に応じられる内容健康機能研究による価値創造と新規食品開発TSUDA Takanori  応用生物学部 食品栄養科学科教授 津田 孝範食品の健康機能評価、機序解明、新規素材開発、ヘルスクレーム関連 など当研究室は、1) 食品の生理機能・機構を分子レベルで解明すること2) この知見をもとにして食品、サプリメント、医薬品の開発へ発展させる こと、の2つを目的としている。特徴としては、★糖尿病予防食品開発等のための機能評価、メカニズム解明★これらを基盤にした食品開発のサポートが可能★企業と信頼関係を構築し、各種共同研究の実績を持つ。 ご提供いただける素材があれば、一緒に健康機能の解明と、これを利用した食品の開発を行い、大学ではできない製品等の具現化を共同で行うことを目指している。企業側からの種々のご提案、競争的資金獲得案を歓迎いたします。【研究テーマ】●糖尿病予防食品の開発 種々のターゲット制御を目的とした多様な視点からの評価、分子レベル での機序解明から新たな食品、医薬品開発の橋渡しを行っている。 植物色素アントシアニンや黒大豆成分、カレーの黄色色素クルクミン、 プロポリス、ロイヤルゼリ-成分など多数の研究を手がけている。●成分の改変による機能性の強化、加工適性や生体内吸収性を改善した 素材開発●褐色脂肪細胞化の誘導による体脂肪蓄積抑制食品の開発糖尿病、肥満、健康機能、サプリメント、特定保健用食品キーワード相談に応じられる内容独自HPキーワード相談に応じられる内容 園芸作物の生産性向上のための生理学(食用サボテンの生産性向上と地域活性化)HORIBE Takanori応用生物学部 環境生物科学科講師 堀部 貴紀サボテンに関する事象全般、食用サボテンの生産・加工、サボテンの果実生産、植物工場における作物栽培、切り花の品質保持、花弁成長機構 園芸作物の持つ様々な形質について、その仕組みを明らかにし、そこから新たな技術や価値を創造することを目指しています。 現在は特に、春日井市の特産品であるサボテンの新しい栽培法の確立や新品種の育種を目的とした研究を行っています。また地域の生産者や事業者と協力しサボテン産業の振興を目指した活動も実施しています。 そのほかにも、バラの花弁成長機構の解明や、切り花の品質・価値向上技術の開発といったテーマにも挑戦しています。【研究テーマ】●食用ウチワサボテンの生産性向上 春日井市内では現在、サボテン生産の後継者不足が深刻な課題となって います。そこで、より簡易的で収益性の高い栽培法が求められています。 本研究では植物工場施設において高度に環境を制御して栽培を行い、生産 性・機能性の向上を目指します。●サボテンの組織培養および遺伝子組換え技術の開発●食用・観賞用サボテンの育種(分離育種、突然変異育種)●サボテンの食用果実生産● 花の付加価値向上技術の開発食用・観賞用サボテン、植物工場、観賞用花き生産性向上技術の開発新品種の育種遺伝子組換え技術開発応用生物学部応用生物学部

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