2021研究紹介
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キーワード相談に応じられる内容キーワード相談に応じられる内容天然素材から抽出する生理活性化合物の研究    WOO Je Tae 応用生物学部 応用生物化学科教授 禹 済泰骨粗鬆症や歯周病などの骨疾患と肥満・糖尿病の予防及び改善健康食品素材の開発、抗しわ・抗たるみ及び美白剤の予防と改善機能性化粧品素材の開発天然素材から機能性食品・化粧品化合物の探索 天然物資源(微生物や生薬、食品素材)から興味深い生理活性を有する化合物を見出し骨粗鬆症や歯周病などの骨疾患、肥満、糖尿病などの生活習慣病改善の薬と機能性食品素材として開発研究を進める。見出された化合物の有効性や安全性を分子や細胞、動物レベルで検証する。 【研究テーマ】●破骨細胞培養による骨吸収抑制剤の探索●骨芽細胞培養による骨形成促進剤の探索●脂肪細胞培養による脂質代謝改善剤の探索●筋肉細胞培養による糖代謝改善剤の探索●色素細胞培養による新しい美白剤の探索●真皮線維芽細胞培養による抗しわ剤の探索●各種生薬などの天然素材から化合物の精製及び同定●天然素材エキスと天然化合物の機能性評価 (各細胞培養や疾患モデル動物を用いる)骨粗鬆症、歯周病、肥満・糖尿病、健康食品、しわ、たるみ、美白剤、機能性化粧品キーワード相談に応じられる内容独自HPキーワード相談に応じられる内容1生体脂質の簡便分析法の開発と応用ISHIDA Yasuyuki応用生物学部 応用生物化学科教授 石田 康行生体や食品試料中の脂質分析、脂肪酸成分の組成解析、エンジニアリングプラスチックの共重合組成分析 化学反応場を利用した新規計測法の開発を通じて、生体や食品中に含まれる脂質類の精密分析を、数十μg程度のごく微量の試料を用い、かつ煩雑な試料前処理操作を一切行わずに実施できる方法論の構築を進めている。 さらに、開発した方法を活用して、健康リスク回避や環境保全に関連する応用研究も行っている。 【研究テーマ】●抗体磁性ビーズプローブ法と化学反応場分析法の連結手法による薬剤耐 性菌の迅速検出●生分解性プラスチック生産菌の迅速スクリーニング法の構築●食品中のトランス脂肪酸のワンステップ定量●1マイクロリットルのヒト血清中のEPA, DHAの高感度分析●ミジンコ中の脂質分析に基づく新規生体毒性試験法の開発●ショウジョウバエ一匹における脂肪酸組成の解析●冬虫夏草中の抗生物質コルジセピンの精密定量法の開発生体脂質、化学反応場、反応熱分解、ガスクロマトグラフィー、質量分析法

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