2021研究紹介
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42キーワード相談に応じられる内容キーワード相談に応じられる内容インテリジェント材料の研究KANDA Masae工学部 宇宙航空理工学科准教授 神田 昌枝材料物性(材料試験)、構造解析、表面分析材料科学、物性評価、複合材料、電歪ポリマー ロケットや航空機の技術開発が発展する中で、材料分野も木材、ジュラルミン、複合材料と時代と共に発展してきました。近年、温室ガスの削減(燃費)、安全性の向上(整備)等から、航空機の電気・電動化が進み、軽量で強い材料や低電力で動くセンサ・アクチュエータ等が求められています。そこで本研究グループでは、宇宙・航空分野で使用可能な材料を中心に軽量な金属を使ったクライオスタット(真空容器)や高分子材料を中心にしたセンサ・アクチュエータの開発を行っています。【研究テーマ】●宇宙・航空用クライオスタットの軽量化●金属材料、複合材料の機械特性、熱特性の評価●低電場で駆動する電歪ポリマーの基礎研究●材料の構造解析、表面分析キーワード相談に応じられる内容キーワード相談に応じられる内容自動認識/センシング技術の産業応用に関する研究HATTORI Koosuke工学部 宇宙航空理工学科准教授 服部 公央亮画像認識、三次元形状計測、統計処理に関するシステム開発光三次元計測、画像処理、精密計測、FA、予後予測 光学/画像処理/機械学習/統計を軸とした自動認識・三形状計測システムの開発に従事している。画像認識/三形状計測システムとしてパッケージ化されたシステムも存在するが、未だに適用が難しい対象や精度上の課題が数多く存在する。特にモノづくりの盛んな中部地方では、Industry 4.0の流れの中で、難しい課題への自動化・省力化の対応も求められている。このようなシステムを実現する際に、対象物のサイズ・材質・環境・タクトタイム・コストなど各種の要求仕様により、ハード面でもソフト面でも現実的に選択すべき手法が変わる。このような課題に対応すべく、金属や生体試料の画像・三次元計測とその結果に基づく認識システムに関する研究開発を、ソフトウェア・ハードウェアの両面から進めている。 また、過去の診療データを元に、統計的に患者の予後を予測するシステムや、診察を支援するシステムの研究開発も進めている。【研究テーマ】●航空機エンジンの外観検査システム●鏡面の表現形状に対するセンシングシステム●小型精密三次元形状計測システム●顔面神経麻痺患者の予後予測システム工学部工学部

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