2021研究紹介
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37キーワード相談に応じられる内容キーワード相談に応じられる内容ナノカーボン材料の作製とデバイス応用UCHIDA Hideo工学部 電気電子システム工学科准教授 内田 秀雄太陽電池および応用技術、グラフェンを含むカーボン膜の成膜評価技術、マイクロ波プラズマCVD技術特許P106参照 安価で自然界を循環するカーボンで太陽電池には、製造コストの大幅に低減や製造・廃棄に関する環境負荷の大幅な低減が見込まれます。透明導電膜・光電変換層の全ての部分をカーボン材により作成することが可能であり、タンデム構造とすることで高効率化を目指しています。 また、太陽電池で発電したエネルギーを有効利用するための応用技術開発も行っております。【研究テーマ】●オールカーボン太陽電池の開発 太陽電池をオールカーボンで作成するために必要な要素技術の開発と それらの部材の複合化・連続作成技術の開発を行っております。 ・バンドギャップ可変アモルファスカーボン膜の成膜・評価 ・カーボンナノファイバー含有低抵抗カーボン膜の成膜・評価 ・グラフェン透明電極の成膜●マイクロ波プラズマCVDによるグラフェン膜の成膜技術 ・樟脳を用いたグラフェン膜の成膜●太陽電池応用技術の開発 ・ソーラー飛行船による通信基地開発 ・小規模太陽電池電源連携システムの開発グラフェン、ナノ構造カーボン、アモルファスカーボン、太陽電池、透明導電膜キーワード相談に応じられる内容独自HPキーワード相談に応じられる内容誘導性プラズマプラズマ処理をしたCNTsの溶媒内での分散比較CNTsを含むポリマーフィルム液粒が蒸発するときの周辺温度変化(Comsol®による計算)窒化ガリウムの発光の様子低温プラズマを用いた応用の研究OGAWA Daisuke工学部 電気電子システム工学科准教授 小川 大輔低温プラズマを用いた応用、プラズマ診断、液粒・粒子が存在するプラズマ 低温プラズマを用いると高い化学反応性を得ることが広く知られている。高温炉や液相などを用いても似た様な化学反応を起こすことができるが、低温プラズマを用いることによりそれら以上の価値を持った化学反応を起こすことができる。例えば、低温プラズマの半導体への応用は有名で、低温プラズマにより異方性のもつ微細な材料加工を実現している。また、蛍光灯は低温プラズマから光の部分を利用するといった応用で、光へのエネルギー変換効率を高めることで成功してきた。近年では、低温プラズマを生体医学に利用するような研究も注目されてきており、低温プラズマのもっている可能性を様々な分野の応用へと引き出してみたい。【研究テーマ】●液粒が存在する低温プラズマ●プラズマ中の窒化ガリウムのIn-situ表面モニタリング●プラズマで処理したカーボンナノチューブ(CNTs)が与えるポリマー フィルムへの影響●プラズマ診断プローブの小型化低温プラズマ、気相反応、液粒、 窒化ガリウム、CNTs工学部工学部

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