2021研究紹介
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35キーワード相談に応じられる内容キーワード相談に応じられる内容先端制御技術で挑む次世代サーボドライブの研究HASEGAWA Masaru 工学部 電気電子システム工学科教授 長谷川 勝モータ制御全般、インバータ制御全般、モータ応用機器の制御全般 モータ制御分野の中でも、最も注目度の高い埋込永久磁石同期モータの制御全般を研究している。回転子の突極性を吸収する独自の制御モデルを提案。これに基づき、ロバスト適応オブザーバ、オールパスフィルタを用いた位置センサレス制御法を開発。センサレス始動のための高速初期位置推定と安定始動も実現。また、適応制御を用いたトルク制御の品質向上、位置センサレスサーボ系も遂行中。これらにより、電気学会論文賞等を受賞。 誘導電動機制御、SiC、GaNインバータのサージ抑制にも対応可。【研究テーマ】●永久磁石同期モータの位置センサレス制御全般●埋込磁石同期モータの位置センサレスサーボ(位置決め)●適応制御を用いたトルク制御の高品質化●SiC、GaNインバータの電圧サージ抑制●先端制御工学に基づく状態推定のロバスト化 パワーエレクトロニクス、永久磁石同期モータ、位置センサレス制御、トルクリプル抑制キーワード相談に応じられる内容キーワード相談に応じられる内容交流モータの高性能化に関する研究-主として、誘導モータの高効率化、低価格化を目指して -HIROTSUKA Isao工学部 電気電子システム工学科教授 廣塚 功モータ・発電機そのものに関する事項全般 交流モータ(誘導モータおよび同期モータ)は多数使われており、時代のニーズに対応して様々な性能を要求されている。その一方で、材料技術、加工技術および制御技術の発展に伴い、モータの設計法などの見直しが急務とされている。当研究室では、誘導モータおよび同期モータ(永久磁石界磁および巻線界磁)そのものの高性能化、特に高効率化、低振動・低騒音化、低価格化などを目指した基礎研究を行っている。【研究テーマ】●誘導モータのさらなる高性能・低価格化 誘導モータの回転部(回転子)には、測定が困難であるため未解明な 部分が多数残存する。特に、回転子バーの電流の高調波解析およびバー 間電流(横流)を解明することで高効率化を図ろうとしている。また、 固定子巻線を手中巻とすることにより低価格化が見込まれるが、その 特性改善を行っている。●定電圧高速運転時の誘導モータの高効率化●自己始動形永久磁石同期モータの特性改善●交流モータの性能評価に関する文献調査※ 当研究室は中村雅憲教授と共同で運営しています。誘導モータ、同期モータ、発電機、振動、騒音、高効率、損失評価モータ騒音実験室モータ試験装置工学部工学部

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