2021研究紹介
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15キーワード相談に応じられる内容キーワード相談に応じられる内容都市の水災害と水環境問題に関する研究TAKEDA Makoto  工学部 都市建設工学科教授 武田 誠洪水、高潮、津波による外水災害、豪雨による内水災害を対象とした数値解析およびそれらの対策と評価、水質変化の数値解析および対策と評価 快適で豊かな生活環境を整備するためには、水に関わる様々な問題を適切に処理する必要があり、その中でも水災害から人命・資産を守る治水対策は重要な課題である。また、日々の生活質を高めるためには、水環境の整備も非常に重要な課題となる。このような課題解決のために、主に数値解析、現地観測・調査を用いた研究活動を行っている。【研究テーマ】水災害:●洪水や高潮など外水氾濫を対象とする広域氾濫解析法の構築●豪雨による内水氾濫を対象とする都市の浸水解析法の構築  【都市型水害予測解析システムの開発】●水災害に関する各種災害評価法と対策の検討水環境:●名古屋市堀川を対象とした都市河川の水理・水質・水環境の評価 水質変化(特にDO低下)、ゴミの移動、ヘドロの堆積、悪臭、 水環境に関する市民の感覚的評価●長良川河口堰上下流水域の水質変化 DO低下と植物プランクトンの増殖                      に着目して検討している。水災害、水環境問題、対策、数値解析、現地観測相談に応じられる内容独自HPキーワード都市空間の情報化手法の開発HATTORI Atsushi 工学部 都市建設工学科教授 服部 敦まちづくりに関する情報共有、情報発信を推進するための映像、ゲームを用いたワークショップ、イベントの企画、運営、効果検証都市空間、情報化、映像、ゲーム、ワークショップ、情報共有、情報発信、視覚化 まちづくりには、多様な担い手の参加・協働が不可欠である。その際、対象となる都市に存在する資源を発見し、担い手間で共有し、対外的に発信するための情報化のための手法・手段が重要となる。都市デザイン研究室では、楽しみながら都市に関する情報を共有・発信できるよう、映像やゲームなどの手段を用いた都市空間の情報化手法の開発とまちづくりへの効果発現の検証を実践的に行なっている。 【研究テーマ】●都市空間を対象としたショートムービー制作の実践的研究 実際の都市空間を対象に短期間のショートムービーワークショップを 通じて、次のようなまちづくりに対する効果の発現を検証 ー地域の自然、歴史、文化等の発見・共有と対外的な発信 ーまちづくりの将来像に関するイメージの共有と対外的な発信 ーまちづくりの担い手となる市民の参加促進と意識醸成 *毎年度の夏に3から4日間の集中的なワークショップを実施●すごろく等のゲームを活用したまちづくりの実践的な研究 地域資源やまちづくりの将来像をすごろく等のゲームによる視覚化し、 地域内での共有と対外的な発信といったまちづくりへの効果の発現を検証 ー都市空間をすごろく盤に見立てて、楽しみながら地域資源をめぐる  「リアルすごろく」の企画、実践 *毎年度、愛知県豊川市でイベントを開催 ー都市の歴史と将来像を学び、考え、すごろく盤を用いて表現するワーク  ショップを企画・実施 ムービーワークショップ(2018年度)ロケ地:高蔵寺ニュータウンテーマ:再開作品番号1「嗚呼、高蔵寺」作品番号2「変わり歌」作品番号3「ビーサンとばし」工学部工学部

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