2021研究紹介
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9キーワード相談に応じられる内容 振動技術を極める:振動の計測・解析から振動設計までADACHI Kazuhiko 工学部 機械工学科教授 安達 和彦実機振動の計測・分析・評価・対策提案、新規開発品の振動対策の提案・指導、振動工学の基礎から応用までの技術セミナー・研修 産業機械や機械設備は、振動・騒音の対策が最後まで課題として残る場合が多い。当研究室では、振動工学の知識と経験に基づき、現場で機械の振動・騒音を計測して分析し、振動・騒音問題の解決法を提案します。機械の振動・騒音問題解決のための4つの基本原理:①加振力の除去または軽減②加振力と振動体(音場)との共振の回避③振動体(音場)への振動伝達の阻止または抑制④振動体の減衰増加【研究テーマ】●長尺内面研削スピンドルの開発(左図) 様々な深穴加工ニーズに対応した長尺内面研削スピンドルの設計技術の 確立を目的とします。具体的には、小径深穴加工に対応するためスピン ドルが長尺化することで加工時運転速度がスピンドルの曲げ1次危険速 度を超える場合のスピンドル形状設計法を提案して特許化するとともに、 企業と共同でスピンドル試作および試研削を進め、研究成果の出口戦略 として製品化に取り組んでいます。 『特許第5699290号 スピンドルユニット』●液体ロケット用ターボポンプの形態設計システムの開発(共同研究)●圧電式振動発電を用いたワイヤレス式振動状態監視システムの開発振動解析、振動対策、振動低減、振動制御、振動工学、動的設計、制振、防振キーワード相談に応じられる内容1mm PCD超精密マイクロ微細加工技術の研究開発SUZUKI Hirofumi 工学部 機械工学科教授 鈴木 浩文上記に関連した加工・計測技術の技術委託、指導、マイクロキーパーツの試作 デジカメ、スマホ等の光学機器用光学部品・医療用微細部品・車載用マイクロ機器・半導体・プリント基板・精密・微細キーパーツの加工に不可欠な、超精密機械加工技術の研究開発を行い、新しいマイクロキーパーツの開発を行っています。今後も更なる微細化、小型化、高精度化、複雑形状化が不可欠で、レーザ、放電加工の複合化プロセスの研究も行っています。【研究テーマ】●非球面・微細光学部品の超精密切削技術●非球面光学部品の超精密研削技術●超精密研磨加工技術(超音波援用マイクロ研磨、磁気援用研磨)●精密成形(ガラスプレス、UV成形)●非球面・微細光学部品の超精密計測技術と機上計測技術●マイクロダイヤモンド(単結晶ダイヤモンド、PCD)工具の開発●ダイヤモンドの微細レーザ加工●歯科インプラント用Tiの微細加工●超硬、SiCなどセラミックスの鏡面切削超精密切削、研削、研磨、ガラス成形、非球面計測、マイクロ非球面レンズ、難削材工学部工学部

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