心理学科パンフレット
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グループで協力して、自分たちで考えた研究を形にできたことが、自信につながりました。苦手だったプレゼンテーションも、何度も経験して得意になりました。統計作業の技術やセンスが自然に身についていく調査結果はA4用紙2枚にまとめるので、まとめるチカラも身につく実験器具「鏡映描写」 鏡に映った絵を、鏡を見ながらトレースする心理学実験器具。何度も繰り返すことでスムーズに描けるようになり、その練習成果がもう一方の手にも自然に転移することを実験を通して学習します。検査器具「箱庭」 人の心理状態の分析や治療などに用いる手法のひとつ。木の箱に砂を入れ、草木や建物、人間や動物などの人形、乗り物などを並べて世界を作り、さまざまな心の問題を明らかにします。 得られたデータをパソコンに入力し、エクセルや高度な統計専門ソフトを活用して集計・分析。同性同士のグループ、異性のグループ、カップルなど切り口を変えて行動傾向を明らかにしていきます。ユニークな視点は大切ですが、それよりもデータを正しく扱うことが重要なポイント。客観性や信憑性などに注意を払いながら結果をまとめます。ミスがないようにメンバー全員で入力データ分析しんぴょう分析力・洞察力身につくチカラSTEP3 研究テーマ、手順などのプロセスと分析結果をパワーポイントでまとめて、最後にクラス全員の前で発表します。10分間という限られた時間内で完結し、聴講者を理解させる発表は、情報を整理するチカラやプレゼンテーション能力を磨く機会になります。また、テーマの検討から発表までの一連の取り組みは、4年次の論文作成に向けてのトレーニングにもなっています。パワーポイントの資料をスクリーンに映して解説研究成果の発表プレゼンテーション能力身につくチカラSTEP48

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