心理学科パンフレット
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テーマ:大学生のリラックス時の行動傾向についてカフェを利用している学生たちを観察して、リラックス行動とその理由を考察する実習例[観察法に基づく研究]心理学は“体を動かして学ぶ”学問であり、実習などの実践的なカリキュラムの多さは「本当に文系?」と思わせるほどです。実習は心理学への理解を深められるだけでなく、結果を導き出すまでのプロセスを経験できるのでとても貴重。社会のさまざまなビジネスシーンに応用できる、活きたチカラが身につきます。さまざまなビジネスシーンに応用できる活きたチカラを身につけます。 実習は5~6名で構成するグループが、それぞれ個別に取り組みます。最初の作業は研究テーマの検討。日頃疑問に感じていることをメンバー各自が自由に意見を出し合い、ひとつの方向性を導き出します。時には衝突することもありますが、それも大切な経験。意見のぶつかり合いや共同作業の難しさを身をもって知ることで、自分を主張することや相手を尊重する気持ち、協調性などが養われていきます。 本学科は高度な心理学教育を実現するために、心理学科専用の実験棟を構え、実験用設備、器具を充実化。心理学の第一線で活躍する研究者や指導者の声を反映した学習環境は、さまざまな実験・実習を力強くサポートしています。心理データ分析室(PCルーム) 大型スクリーンなどの視聴覚システムが整った心理データ分析室。机の天板を開けると一人に一台ずつパソコンが現れ、その数なんと100台。最新のソフトやデータベースを活用し、高度な実験や分析を行います。活発に意見を述べ合い、研究テーマの候補を挙げるグループ内での役割分担も自然に生まれてくる予め作成したチェックリストに正確に記していく心理学実験棟には実験・実習をサポートする設備、器具が満載。身につくチカラ研究テーマ・手法の検討自発性・協調性身につくチカラSTEP1 事前に予備観察を行って現状を大まかにつかみ、精度の高い結果を導き出すために観察対象や観察ポイント、最低限必要な母数などを検討。そしてチェックリストやカウンターなど、研究に必要な資料、記入用紙、道具などを揃えて観察を開始します。ありのままの人間を観察するのは心理学の原点。観察の手順やテクニックをはじめ、予備観察をもとにある程度の結果をイメージするなどの推察力も身につけます。観察の実施観察力・マーケティングノウハウ身につくチカラSTEP2カフェを利用している学生の行動をチェック7

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