生命健康科学部 理学療法学科
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理学療法学科は、保健看護学科、作業療法学科、臨床工学科、スポーツ保健医療学科、生命医科学科と多彩な学科がそろう生命健康科学部に設置されています。そのため、生命医科学・整形外科学・神経内科学・精神医学など各分野での臨床経験が豊富な医師・研究者が在籍。最新の研究成果を反映した質の高い基礎教育から、臨床医学・医療に関する実践的な専門教育まで、充実した学びが実現しました。理学療法学解剖学・組織学生理学医工学微生物学・感染症学薬学・生化学分子病態学病理学疫学・環境医学リハビリテーション医学整形外科学神経内科学精神医学生命科学基礎医学臨床医学医  療作業療法学臨床工学看護学難病の子どもと向き合い、適切な理学療法を。ゼミでの研究テーマは「ボッチャ※に取り組む筋ジストロフィー児に対する教員の指導法」でした。先天性の筋疾患で運動が制限される子どもたちに、理学療法士や教員はどう関わることができるのかを追究しました。また、難病の子どもに対する理学療法は、成人に対するものとは異なります。意思表示をしたり、指示を理解したりするのが難しい子どもたちと向き合い、適切な理学療法を実践するために、さらに知識を深めていきたいと考えています。生命健康科学部 理学療法学科卒業(2019年3月)小林 莉子静岡県 日本大学三島高等学校 出身臨床実習での経験を糧に、実践力を高める学びを。2年次3月の臨床実習で、講義で学んだ成果を実感できました。老人保健施設の利用者さんの関節可動域を測定させていただき、現場の理学療法士さんと数値が一致したんです! 利用者さんも楽しくお話ししてくださり、「ありがとう」「がんばってね」という言葉に励まされました。とはいえ、まだまだ知識不足だと痛感したのも事実。疾患の原因や症状、治療法を確実に理解するほか、義肢装具学についても知識を深め、臨床に生かしたいと思います。生命健康科学部 理学療法学科 3年藤田 菜那愛知県 長久手高等学校 出身動作分析の知識を深めスポーツ選手を支えたい。患者さんの動作分析を学ぶ『臨床運動学実習』に強い興味を持ちました。理学療法士は「観察」こそ大切だと言われるほど、患者さんの動作を注意深く見て異常を捉える必要があります。授業ではグループワークで仲間と意見を出し合って考察し、理解を深めました。私がめざすのは、スポーツ選手を支える理学療法士。種目によって適した治療を行えるよう、動作分析の手法とともに、スポーツの世界で役立つ知識も身につけたいと思います。※重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障害者 のために考案された球技。パラリンピック公式種目。生命健康科学部 理学療法学科 4年鈴木 祥平愛知県 名古屋西高等学校 出身

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