幸友23
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 例年は対面を主とした選考を3月から開始。後日WEBの筆記試験を案内し、書類選考、面接という流れで行っていました。今年はコロナの影響が出始めた3月から、選考における安全面に配慮し対面を極力避けるため、説明会と面接をWEB化することに決定しました。ツールの選定や機材の準備を進め、結果的に募集を開始できたのは4月に入ってからでした。説明会から一次面接までは完全にWEB化し、最終面接についても基本はWEBで行いました。中には対面を希望する学生もおり、コロナの感染状況を考慮し、安全に配慮のうえ一部対面での面接も実施しました。選考における対面のメリットは、所作や直接会うことで感じ取れる雰囲気など、人物を総合的に見られる点。WEBのメリットはスケジュール調整がしやすく、学生も交通費負担が減る点だと思います。しかし、これは手法の違いであって、基本は人物本位の採用です。会話を通してコミュニケーション能力や人柄、対応力など、学生の良さを引き出していく。このスタイルは変わりません。 今年の大きな変化は応募学生のエリアとエントリー数の2つです。エリアについては大学の所在地で調べた結果、昨年は23都道府県からのエントリーでしたが、今年は38都道府県に増加。例年以上に幅広く当社のことを知っていただくことができたと思います。エントリー数については3倍近く増えました。WEB化により気軽に参加した方も増えたかもしれませんが、各地域で会場の規模による収容人数の制限を撤廃でき、チャンスは確実に広がりました。一方、対面での選考が減ったことにより、先輩社員との面談を希望する学生が増えました。そうした学生にはWEBで社員と面談をしたり、学生がよければ最寄りの拠点に足を運んでもらったりするなど柔軟に対応しました。特に学生が不完全燃焼で終わらないように、面接ではオープンな雰囲気づくりを心掛け、面接時間を長めに取ることで、学生が全力を出せるような面接を目指しました。今年度の採用活動で、WEB化による一定の収穫がありましたので、今後はコロナの状況を見つつ、WEBと対面の良いところを組み合わせた採用活動を行っていきます。学生の良さを引き出して人物本位で採用。学生が全力を出せるような面接を。〒104-0031 東京都中央区京橋3-1-1(東京スクエアガーデン18F)1949年11月4日●メカトロニクス関連電気機器及び装置、プラント用電気品、電気設備機器の販売及び電気設備工事●各種電子部品・電子機器、各種OA機器、FAシステム、通信・情報機器等の販売●半導体関連製造設備、産業用ロボット、クリーンロボット、基板関連装置、物流搬送装置、風水力機器、各種検査装置、医療機器等の販売https://www.sunwa.co.jp/人事部採用教育課渡邊 なつき氏人事部採用教育課 係長関田 陽介氏サンワテクノス株式会社コロナ禍における採用活動の実態本 社設 立事業内容取材ご対応者人事担当者に聞きました05

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