幸友20
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 「中部大学の発展と会員企業の発展をともに同期させていきたい」という松尾隆徳会長による挨拶から、第29期の幸友会総会は始まりました。続く飯吉厚夫名誉会長からは、近況報告として、石原修前副学長が新学長に就任されたこと、来年の4月、工学部に宇宙航空理工学科を開設すること、また、中部大学のさまざまな研究活動についても話されました。 続いて、経済産業省中部経済産業局長の波多野淳彦氏、幸友会顧問の伊藤太春日井市長からご祝辞を賜り、ご来賓の方々が紹介されました。その後は松尾会長が議長を務め、議事を進行。第28期の事業報告と収支報告、第29期の事業計画案と収支予算案が審議され、皆さまの拍手をもって無事承認。最後に新役員が紹介され、総会は終了しました。 総会終了後は、MRJ(三菱リージョナルジェット)の開発を指揮した三菱航空機株式会社の元社長で、現在は三菱重工業株式会社顧問の江川豪雄氏による講演会を開催。「モノづくり日本の未来を考える」~MRJの挑戦~と題して、航空機産業の現状やMRJの開発、初飛行の様子などと合わせて、日本の製造業が永続していくために解決すべき課題等を示されました。 会場を移して行われた懇親会では、冒頭に石原修学長が挨拶に立ち、あらためて来年開設予定の宇宙航空理工学科をご紹介。その後、服部正樹豊山町長による乾杯のご発声で会はスタート。終始和やかな雰囲気の中、会員企業と大学の参加者が親睦を深め合いました。平成29年4月26日(水)、名古屋東急ホテル・バロックの間にて、「第29期中部大学幸友会総会」が開催されました。平成30年は、学園創立80周年と幸友会設立30周年を迎える節目の期ということもあり、学科新設のニュースも相まって、来年がさらなる飛躍の年になることを確かめ合う総会となりました。節目の年を目前に控え、さらなる連携強化を誓い合う。大学の近況を報告する飯吉名誉会長。中部大学幸友会総会報告第29期31

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