幸友19
36/48

 総会の冒頭、4月20日に亡くなられた大西良三学園長、また熊本地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りして、出席者全員で黙とうを捧げました。その後、開会の挨拶で松尾隆徳会長が、大学と企業がともに発展できるように、幸友会が仲立ちをすることをあらためて決意。続く飯吉厚夫名誉会長からは、昨年同様高い就職率を実現できたこと、また、学園が昨年を上回る入学者数を達成したことについて報告があり、さらには多くの本学卒業生を採用された幸友会会員企業に対してお礼を述べられました。 続いて、経済産業省中部経済産業局長の波多野淳彦氏、伊藤太春日井市長からご祝辞を賜り、あわせてご来賓の方々が紹介されました。その後は松尾会長が議長を務め、議事を進行。第27期の事業報告と収支報告、第28期の事業計画案と収支予算案が審議され、皆さまの拍手をもって無事承認。最後に新役員および事務局の新体制が紹介され、総会は終了しました。 総会終了後は、日本を代表する作曲家・三枝成彰氏による講演会を開催。「西洋音楽はなぜグローバル・スタンダードになったのか?」という演題のもと、西洋音楽の成り立ちや特徴、楽譜を持ったことにより西洋音楽が世界のスタンダードになったこと、さらには倍音の概念などを時折自らピアノを弾きながら解説されました。 最後に会場を移して行われた懇親会は、古川雅典多治見市長による乾杯のご発声でスタート。その後は、会員企業と大学の参加者が終始和やかな雰囲気の中で交流を深めました。平成28年4月27日(水)、名古屋東急ホテル・バロックの間にて、「第28期中部大学幸友会総会」が開催されました。設立以来、中部大学と東海地区の企業との連携に積極的に取り組んできた幸友会。今後も中部大学から世界で活躍できる人材が数多く輩出されることを期待する声をいただき、さらなる連携の強化を決意する総会となりました。中部大学幸友会総会報告蓄積された知財を活かして積極的な研究・交流活動を目指す。挨拶する松尾会長。※所属・役職は総会当時のものです。35

元のページ  ../index.html#36

このブックを見る