幸友18
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 開学50周年を祝うさまざまな記念事業が終了し、新たなスタートを迎えた4月。約320名の会員参加の中、幸友会総会が開かれました。まずは松尾隆徳会長が、中部大学の知財を活用して中部経済を元気にしていきたいと力強く挨拶。続いて、飯吉厚夫名誉会長からは学園の近況報告と不言実行館竣工に対するお礼が述べられました。さらに国際交流のニュースとして、学術交流協定を結んでいる同済大学内に中部大学上海事務所を開設することを報告し、日中の産学連携の拠点ができることをアピールしました。 その後、来賓としてご列席いただいた経済産業省中部経済産業局長の井内摂男氏、幸友会顧問で春日井市長の伊藤太氏からご祝辞を賜りました。来賓の紹介後は、今年度の会則改正に従い、松尾会長が議長を務め、議事を進行。第26期の事業報告と収支報告、第27期の事業計画案と収支予算案がともに審議され、皆さまの拍手をもって承認されました。 総会終了後は、エコノミストであり、株式会社日本総合研究所理事長の高橋進氏による講演会を開催。「第三次安倍政権の課題」の演題のもと、経済の4つの好循環を拡大・推進することで成長を持続させ、その好循環をより強固で広範なものとすべきと述べ、日本再興戦略の概要や地方行政サービス改革の方向性などにも触れ、日本には、民間委託の余地がまだ多くあると示唆しました。 最後は、ルネッサンスの間に会場を移して懇親会がスタート。終始和やかな雰囲気の中で、大学と会員企業が親睦を深め合い、盛況のうちに幕を閉じました。平成27年4月22日(水)、名古屋東急ホテル・バロックの間にて、「第27期中部大学幸友会総会」が開催されました。緩やかな回復が続く景気動向に加え、中部大学に新規施設の誕生や体育会系クラブの目覚ましい活躍などの明るいニュースもあり、登壇者・参加者からは前向きな発言が多く聞かれました。中部大学幸友会総会報告大学の新たな節目を追い風に、幸友会も共に歩み続ける。挨拶に登壇した松尾会長。第27期※所属・役職は総会当時のものです。35

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