幸友17
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 開学50周年という記念すべき年におこなわれた今回の幸友会総会。松尾隆徳会長があらためて会則を振り返り、幸友会の目的を今一度確認しました。続いて飯吉厚夫理事長より、近況報告として開学50周年記念事業の一つ、学生支援センター棟(仮称)が建設中であること、またESD最終年であることに触れ、ESDの理解と一層の普及促進をお願いしました。 その後、大村秀章愛知県知事、伊藤太春日井市長からご祝辞を賜り、引き続き、第25期事業報告・収支報告ならびに新役員の紹介と第26期事業計画・収支予算の報告がおこなわれ、総会は終了しました。 総会終了後は、世界的な建築家・安藤忠雄氏による講演会を開催。「後世に残すべきもの〜次なる50年に向かって〜」と題して、人を育てること、学び続けることの大切さを、ご自身の経験を交えてお話いただきました。 最後に、会場を移しておこなわれた懇談会では、企業間および企業と大学が交流、連携を深め合い、盛況のうちに幕を閉じました。開学50周年に寄せて愛知県知事、春日井市長から祝辞を賜る。中部大学幸友会総会報告中部大学開学50周年を迎える節目の年、産官学の密な連携とさらなる発展を誓う。平成26年4月23日(水)、名古屋東急ホテル・バロックの間にて、「第26期中部大学幸友会総会」が開催されました。大学が今年開学50周年を迎えることから、会場内は自然とお祝いムードに。そのような中、産官学がより連携を密にしていくこと、また企業や地域が大学を有効に使うことでお互いが発展できると誓い合った総会となりました。高校卒業後、独学で建築を学び、幾多の有名な建築物を手掛けてきた安藤忠雄氏の講演とあって会場は満員。演題である“後世の残すべきもの”として安藤氏があげたのは“人を育てること”でした。「私は自分の仕事を通して何ができるかというビジョンを築きたい。ビジョンをどう築いていくかを考え、青春をかけて100歳まで頑張りたい」と述べ、目標を持つことの大切さ等を語られました。「後世に残すべきもの〜次なる50年に向かって〜」講演者:安藤 忠雄氏(建築家)第26期総会講演レポート第26期Photo by 林景澤35

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