幸友17
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産学連携による人材育成の一つの手法としてインターンシップがありますが、正課科目のインターンシップのプログラム内容は、企業に一任してしまうのが現状です。しかし今後は、テーマをあらかじめ設定して学生を募集したり、このような問題を解決してくれる学生に来てほしいといった課題解決型があってもよいと考えています。たとえば金属加工の経験を積むことができる、あるいは学生ならではの視点を活かした企画を求めるなど、学生も企業も目的を明確にした形です。現在、本学学生支援課と企業とで連携して行っている報酬型インターンシップのように、キャリア支援課でも、企業が求める人材を教えていただきながら共にプログラムをつくっていける体制を構想中です。 学生には、インターンシップを経験した企業に入社できるか否かの次元ではなく、一人の職業人としてどのようなプロとして生きていくのかを考える機会になることを願っています。それが将来的に早期離職を防止することにもつながるはずです。企業には、“生きた現場”があります。大学側は、この企業の力や経験、場などを活用させていただき人を育てたいと思っています。一方、企業の皆様は安定的に人材を確保したいという思いがあると思います。このような一歩踏み込んだインターンシップに参加することで、本学とのパイプを太くしていただければと考えています。またキャリア支援課は、来春完成予定の「学生支援センター棟(仮称)」の5階へ移転します。相談窓口はもちろん、説明会が開催できるセミナールームも完備し、企業と学生をつなぐスペースになることを目指していますので、引き続きご協力をお願いいたします。企業と大学が目指す今後のインターンシップのあり方。採用担当者様へ求人に関するご相談やお問い合わせは、キャリア支援課までお気軽にどうぞ。中部大学キャリア支援課TEL.0568-51-4184(直通)FAX.0568-51-1982E-mail:syusyoku@chubu.ac.jp中部大学幸友会事務局TEL.0568-51-4740(直通)http://www.chubu.ac.jp/koyunavi/(幸友会就職ナビ)「幸友会就職ナビ」掲載企業も募集中34
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