幸友15
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 昨年の東日本大震災以降、世の中がめまぐるしく変化する中で24期目を迎えた幸友会。新会長として、この一年を過ごした松尾隆徳氏から皆様へ、無事に乗り切ることができた感謝の言葉と「さらに一歩前へ進んだ幸友会をつくっていきたい」という抱負による挨拶があり、総会はスタートしました。 続く山下興亜学長は、この春、晴れて第一期生の卒業を迎えた現代教育学部の話題にはじまり、新入生の入学状況、卒業生の就職状況、また産学連携による充実した研究活動の状況など、いずれも中部大学の明るい現況を報告。また、来賓としてご列席いただいた中部経済産業局局長の紀村英俊氏から祝辞の言葉をいただきました。さらに、第23期の事業報告と収支報告をマスプロ電工株式会社取締役会長瀬尾英重氏、第24期事業計画と収支予算報告は中部精機株式会社取締役社長堀越正勝氏により、それぞれ伝えられました。 総会終了後は、中部大学の教授であり、メディアでも広くご活躍中の武田邦彦氏による講演会を開催。「環境エネルギー問題とこれからの産業」を演題に、原発問題や今後のエネルギー問題について、独自の見解を述べられました。 その後、会場を移しておこなわれた懇親会では、リラックスした雰囲気の中、大学と会員企業、あるいは会員企業間の活発な意見交換がなされました。中部大学幸友会総会報告第24期明るい話題を糧にして、一歩前へ進んだ幸友会を。経済産業省中部経済産業局長の紀村英俊氏よりご祝辞を賜りました。不安定な未来に臆することなく、前へ進み続ける。平成24年4月25日(水)、名古屋東急ホテル・バロックの間にて開催された「第24期中部大学幸友会総会」。東日本大震災によって、より先行きの見えにくい日々を過ごすこととなりましたが、この一年を乗り切れたことが自信となり、また前へ進み続けようとする姿勢が、登壇者の挨拶、またそれを聞く参加者の様子などから見てとることができました。※所属・役職は総会当時のものです。35

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