幸友14

31/48

幸友会会員企業を訪ねて中部大学卒業生とともに、会員企業の魅力を紹介する「幸友会会員企業を訪ねて」。現在活躍中のOBに、会社の特徴とご自身の仕事への想いを語っていただきました。会員企業紹介［住所］〒480-0393　　　愛知県春日井市神屋町字引沢1番地39［電話］0568-88-1700（代表）［代表取締役社長］松尾 康男［設立］1947年http://www.toyo-elec.co.jp/変圧器開発製造販売、受配電盤・制御盤設計製造販売、エンジニアリングシステム開発製造販売、エレベータ関連センサ開発製造販売、インテリジェント通信機器開発製造販売、光応用製品開発製造販売「高い企業倫理に基づき、人間性を尊重し、時代の変化に適切に対応しながら、共存共栄のもとに豊かな社会づくりに貢献する」 ニッチ市場を見つけ、独自の付加価値を生み出す。今後は中国を拠点に、海外事業の足場固めを。東洋電機株式会社File01エレベータのドアウェイ上にある障害物を検知する多光軸の赤外線による「マルチビームセンサ」は、国内トップシェア。 しみず じゅんいち清水 純一さん事業本部 営業部長 兼 海外営業部長中部工業大学 工学部 電子工学科1978年度卒業　配電盤、変圧器の製造とメンテナンスをメインに事業をスタートさせた当社は、その技術領域を拡大しながら、現在では電子機器、変圧器、システムエンジニアリングという大きな3部門を柱に事業を展開しています。お客様が、潜在的に「あったらいいな」と考えている細かい要望をうかがいながら、ときにはオーダーメイドでものづくりをおこなう。そうしたニッチ市場を見つけていく動きで、他社とは違う付加価値を生み出してきました。その中でも、いち早く「光」の技術に取り組み、情報伝送装置、情報表示器、エレベータ関連機器など、独自に開発した数多くの製品を各分野に送り出しているのが、機器部門。特にエレベータ用センサは、エレベータメーカー大手5社への納入を筆頭に、国内でも70％以上のシェアを占めているほか、中国の南京にあるグループ会社でも製造・販売をおこなっています。　当社の3部門営業と海外事業の部長として、受注予算および利益予算の達成を目指しています。大学時代は人前で話すのが苦手だった私ですが、入社後半年で営業に異動して以来、30年以上にわたって営業職に携わってきました。この仕事の魅力は、多くのお客様との出会いや関わりを通じて、自分自身を高めていけることだと思います。若い頃は自分のミスをお客様に助けてもらったこともありましたが、今では多くの部下と事業の未来を預かる立場。部下とともに数字をつくっていく喜びを感じながら、日々の業務に取り組んでいます。今後の目標は、海外事業を強化していくこと。昨今のさまざまな事情もあり、私どものお客様も次々と海外へ進出しています。まずは南京のグループ会社を拠点に、中国でのエレベータ関連機器事業を拡大し、海外における我々のポジションを固めていくつもりです。事業内容経営理念30