中部大学教育研究20

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ていた黄強先生にお願いして、資料を紹介する許可をもらった。また、このころ、教務支援課より、各学科からICTに関する「学生・教員に対するサポート教員」を選出するように通知がきたが、国際関係学部では、中野学科主任、和田学科主任補佐、大澤学科主任補佐の名前を伝え、「実際には、いま行っている講習会のように皆さんで知恵を出し合い、助け合って」（中野先生談）いくことになった。実際にこの３人以外でもたとえば伊藤正晃先生などに個人的に質問することができた。そういう助け合いの雰囲気が生まれていた。さらに、せっかく講習会には何人かの先生が集まるのだからと、学部の中期的な課題、すなわち、課題を出しすぎないこと、通常の対応で成績評価を考えないことなどを伝える機会にもなった。４月24日（金）には、英語教育のとりまとめをしている伊藤裕子先生から、国際英語の非常勤講師向けの遠隔授業勉強会開催の要否について質問があり、実際に国際学科の中国語科目を担当されている非常勤講師の先生方（３名）と打合会を開いた和田先生に答えてもらうということもあった。第３回遠隔授業講習会★出席は任意（絶対に無理されませんように）・日時：４月30日（木）14時00分～・場所：1023教室（窓を開けて間隔をあけて着席、マスク着用）・内容：SharePoint等Tora-Netメールの使い方（高先生、大澤先生）初級者用CoursePower講習（高先生）各自の遠隔授業の紹介通常の講習会開催日の水曜日が29日で祝日のため、日にちを１日ずらして行った。講習内容についてであるが、前回の第２回の講習会は初心者からするとレベルが高すぎたという意見が高学部長に寄せられ、第３回では「初心者に特化したCoursePower講習」のクラスを一つつくり、そこで手取り足取り、ゆっくりやることになった。情報弱者のわりにはうかつであったと少し恥ずかしい。初級クラス開講のことを、まさに「雪中送炭」と于小薇先生は表現した。講習会の後半は初級クラス（講師は高先生）とその他に分かれた。また、この授業開始１週間前というぎりぎりの時期になってCoursePowerがパンクしそうだという状況が判明した。高学部長から、４月28日（火）の大学からのメール「（重要）ICTを利用した遠隔講義に関するお願い」に「CoursePowerを介在しない教材配布および課題回答提出を」とあり、「（できれば）CoursePowerを使わないで」と言っているようだとのメールが回った。そのためTora-Netメールでの授業資料配布の重要性が浮上し、第３回講習会では急遽Tora-Netメールの使い方を伝授することになった。とくに私はTora-Netメールで課題管理をするためのソーティング方法を知りたかった。講師はまたもや高学部長であった。ほかにも忙しいなか申し訳なかったが高先生は頼もしかった。しかし、こうした技術はすでに知っている参加者も多く、今後の講習会の運営方法を考えざるをえなかったが良案も思いつかなかった。またCoursePowerの代わりに工学部の厚意で「GoogleSuiteforEducation」が使えるようになるかもという朗報があったが、情報弱者にとってはこれ以上新しい技術を学ぶことは難しいように思われた。工学部の武藤敬先生が開いてくださる「GoogleSuiteforEducation」説明会には大澤先生が参加してくれることになった。いっぽうで、授業内容紹介の要請にメールで応じてくれた先生が複数いた。４月29日（水）メールで送られてきた岩間優希先生の「社会学入門」は、学生の読解力とITスキル、データ通信にかかる負荷等を総合的に考慮し、「文字による解説入りのパワーポイントスライドをCoursePowerにアップ」という方法をとっていた（のちに大学側から容量の都合上CoursePowerの利用を控えるよう通知があったため、Tora-netメールでの配布・課題受領に変更）（資料２参照）。内容もさることながら、パワーポイントの見方を知らない新入生に対し丁寧にスクロールに導く技術に感嘆した。CoursePowerへの課題のアップ方法のスライドとともに、すぐに自分の授業にも使いたいと申し出て快諾してもらった。岩間先生に触発されてか、河内先生が「北米から学ぶ」（資料３参照）、伊藤裕子先生がBlackboardLearnに誘導する「国際英語Ａ」（資料４参照）、平井芽阿里先生が全学共通科目の「生活環境と人間」の授業資料を送ってくれた。第４回遠隔授業講習会★出席は任意（絶対に無理されませんように）・日時：５月５日（水）15時30分～・場所：1023教室（窓を開けて間隔をあけて着席、マスク着用）・内容：SharePointのメール振り分け（高先生）GoogleSuiteについて、実践的な報告（大澤先生）各自の遠隔授業の紹介、その他第４回はまず、高先生にSharePointのメール振り分けを学んで、CoursePowerが使えない場合の学生コロナ禍下の文系学部による遠隔授業講習会―81―