中部大学教育研究19
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講座を一緒に学ぶ中で、受講生一人ひとりが介護の専門職としての視点をもつことができたと実感したのではないかと考えられた。7おわりに本講座は多くの受講生が資格を得ることができた。シニアと本学学生が共に講義や実習、さらに現場実習の体験を振り返る学習環境を提供することで、共育の場での学びがあったことが明らかになった。本講座を通し,文部科学省への申請タイトルである「春日井市における世代間交流による地域活性化・学生共育事業」が実践できた事例と考えられる。謝辞S事業所には、本学の介護職員初任者研修講座の目的が達成できるように協力していただき、厚く御礼申し上げます。そして、この講座が円滑に運営されるようにサポートしてくださった本学生涯推進課(旧称:COC推進課)およびキャリア支援課の方々に心より感謝いたします。参考文献1)藤丸郁代,林上,羽後静子,末田智樹,對馬明.共育事業による地域に貢献できる人材づくり-COC事業の一貫であるCAAC事業科目の検討-.中部大学教育研究.No.14.63-66.20142)厚生労働省,介護保険法施行規則第22条23項https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=82ab2730&dataType=0&pageNo=1検索日2019.9.13)厚生労働省,老振発0238第9号都道府県介護保険主管部長介護員養成研修の取扱細則について,平成24年3月https://www.mhlw.go.jp/file/06.../kaigoinnyouseikennsyuu.pdf検索日2019.9.1中部大学教育研究No.19(2019)―46―写真8受講生全員が協力して取得した修了証明書

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