中部大学教育研究18
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―39―中部大学教育研究No.18(2018)PASEO20年間の歴史と変化デイビッドP.アレン*1・小栗成子*2*1講師人間力創成総合教育センター語学教育プログラム(英語Ⅱ)*2教授人間力創成総合教育センター語学教育プログラム(英語Ⅱ)要旨1997年度開設されたPASEO(ProgramforAcademicStudyinEnglishOverseas)は、海外留学や英語を必要とする職業をめざしている人や、入学から卒業までしっかり英語力を向上させようとしている人のために開始された他大学には類を見ない英語プログラムである。中部大学の変化に合わせ、PASEOも変化を遂げて今日に至っている。本稿は、英語プログラムとして本学最大規模といえるPASEOについて、時代の流れや受講者のニーズに合わせてどのように変化してきたか、本学の英語習得にどのような影響を与えてきたかについて述べるものである。さらに本稿は、PASEOの目的、構成、運営方法、そしてその根底にあるPASEOの教育哲学について説明し、現行のPASEOのコースの紹介をすることを通して、学生だけでなく教職員も受講できる英語プログラムに対する正しい理解を望むとともに、本学の英語教育のこれからにも資するであろう記録を残そうとするものである。キーワード英語教育、教育、カリキュラムデザイン、PASEO

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