中部大学教育研究18
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7については、レベルや学年によって回答に差があるので、「1年次の上級クラス」「1年次の中級クラス」「1年次の初級クラス」「2年次の中級クラス」「再履修クラス」に分けて結果を示す(表4-1~表4-5)。最初のグループは2クラス分、それ以外は全て1クラス分である。表4-1Q1~Q7への回答(1年次上級)表4-2Q1~Q7への回答(1年次中級)表4-3Q1~Q7への回答(1年次初級)表4-4Q1~Q7への回答(2年次中級)表4-5Q1~Q7への回答(再履修)各表の中央値、最頻値に注目すると、「1年次の上級クラス」「1年次の中級クラス」および「2年次の中級クラス」では多くが楽しみながら(Q1)、文字を見ないでの学習を実践した(Q2)ことがわかる。自習の回数(Q6)および時間(Q7)については、いずれのグループについても個人差が大きい。今回の課題で重点を置いた音声学習についてであるが、「再履修」グループ以外ではいずれも大半がQuizletが話す力(Q3)/聴く力(Q4)の向上に役立つと感じている。「再履修」グループでは、話す力の向上(Q3)については最頻値が「3」であるが、聴く力の向上については「5」であり、有効性は認めているようである。また、読む力の向上(Q5)については、いずれのグループもQuizletの有効性を感じている割合が高くなっている。音声学習に関するQ3とQ4に対する回答結果を図7-1~図7-5、図8-1~図8-5に円グラフで示す。図7-1話す力の向上に役立つか?(1年次上級)―11―Quizletを活用したスピーキング・リスニング指導 Q1 Q2 Q3 Q4 Q5 Q6 Q7 3.64 4.07 4.04 4.23 3.71 2.9539.754 4 4 5 4 2304 5 5 5 4 2301.09 1.18 1.05 .98 1.11 2.9536.701 1 1 1 1 115 5 5 5 5 20180N = 73 Q1 Q2 Q3 Q4 Q5 Q6 Q7 3.91 3.89 4.17 4.31 3.89 2.6625.544 4 4 5 4 2204 5 4 4 4 220.66 1.23 .89 .68 .90 2.2022.583 1 2 3 2 015 5 5 5 5 10100N = 35 Q1 Q2 Q3 Q4 Q5 Q6 Q7 3.38 3.17 3.88 4.21 3.88 1.9628.963 3 4 5 4 1103 3 4 5 4 110.92 1.27 .74 .78 .74 2.0133.171 1 3 3 3 005 5 5 5 5 10120N = 24 Q1 Q2 Q3 Q4 Q5 Q6 Q7 3.71 3.90 4.15 4.15 3.98 2.2942.804 4 4 4 4 2304 5 5 5 4 2301.08 1.09 .91 .96 1.01 1.1236.641 1 1 1 1 005 5 5 5 5 6180N = 41 Q1Q2 Q3 Q4 Q5 Q6 Q7 3.142.643.29 4.00 3.36 1.4333.21334 4 4 125323 5 5 1201.031.281.27 1.24 1.55 .8526.50111 1 1 00455 5 5 390N = 14

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