中部大学教育研究18
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ルの受講者の中に丸暗記で得点していたものが多かったことを示唆している。次に秋学期のデータを示す。3.2秋学期2017(平成29)年度のそれぞれのレベル毎の結果は表4~表6に示す通りである。特に「文法」と「方略」において春学期と比べて得点が低くなっているのは、問題が春と秋、両学期で扱った内容を問うものであり、難易度が上がったためであると考えられる。表4秋学期の到達度確認テストの結果(初級)表5秋学期の到達度確認テストの結果(中級)表6秋学期の到達度確認テストの結果(上級)次に、2013(平成25)年度からの得点の推移を図4~図6に示す。秋学期も春学期同様の傾向、すなわち、特に初級において2014(平成26)年度に大きな落ち込みが見られ、やはりこのレベルの受講生の多くが丸暗記に頼って得点していたであろうと推測される。図4秋学期の到達度確認テスト平均点の推移(初級)図5秋学期の到達度確認テスト平均点の推移(中級)図6秋学期の到達度確認テスト平均点の推移(上級)―3―2011年度~2017年度の全学英語教育に関するまとめ

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