中部大学教育研究18
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初の講演を行った。全国私立大学FD連携フォーラム(JPFF)には2012年4月に加入後、2017年度から中部地区から唯一の幹事校として所属しており、NewsLetterへの寄稿やパネルディスカッションやミーティングおよび懇談会で本学のFD活動について発表している。文部科学省高等教育大学推進課の平成25年度先導的大学改革推進委託事業(大学における特色ある教育事例の把握等に関する調査研究)において本学の『魅力ある授業づくり』を中心にFD活動全般に関する聞き取りがあり、5年間の間に5大学、2教育関係企業の他に3団体からの本学FD活動に関する聞き取りがあった。また、2017年12月には、併設校である中部大学第一高等学校から、教員研修会の開催の要請があり、「生きた学習評価をするには~学びの場における評価の役割~」と題してルーブリック評価に関する研修を実施し好評を得た。このような実績からも本学FD活動の方向性や推進方策が他機関からも関心を持たれ評価を受けていると判断することができる。表5.本学FD活動の情報発信と学外に向けての活動実績一覧4)授業評価の実績①学生の授業評価・教員の授業自己評価の回答率と教員のコメント率Webを利用した授業評価の2008年度から2017年度までの10年間の回答率は、図2に示すとおりである。Webを導入する前から危惧されていたように学生の回答率は減少した。しかし、春学期に比べて秋学期は下がるものの、10年の推移をみても上昇傾向にあり、現―86―14.2 12.3 23.2 11.6 17.7 12.9 20.6 16.9 30.7 22.6 25.8 18.7 33.0 25.4 37.1 25.4 33.1 23.7 34.4 24.3 0102030405060708090+図2.学生による授業評価回答率活動項目2008~201220132014201520162017「大学教育研究」221本学広報誌211311学外向け活動1937126

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