中部大学教育研究17
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図19フレッシュマンテストの結果のヒストグラム図20実力テストの結果のヒストグラム図21学科別に見たフレッシュマンテストの結果図22学科別に見た実力テストの結果正規分布に従うかどうかを調べたところ、検定ではいずれのテストの結果についても正規分布でないことが分かったが、図19と図20から視覚的に明らかなように、到達度確認テストと比べればかなり正規分布よりの結果となっている7)。また、ヒストグラムおよび標準偏差の数値から明らかなように、実力テストの方が得点のばらつきが大きくなっている点も大きな違いである。表8に示すように、全体としてはわずかに平均点の上昇が見られるが、平均点の変化はレベル毎に異なり、表9に示すように、中級ではわずかの上昇、上級ではわずかの減少、初級では比較的大きな上昇が見られた。また標準偏差の数値はいずれのレベルにおいても大きくなっているが、変化が最も大きいのは上級である。表9レベル毎のフレッシュマンテストと実力テストの比較―41―平成28年度の全学英語教育に関する報告0000 = 55.50 = 17.63N = 2,715 = 56.85 = 17.52N = 2,293

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