中部大学教育研究17
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表1春学期の到達度確認テストの結果(初級)表2春学期の到達度確認テストの結果(中級)表3春学期の到達度確認テストの結果(上級)表中の「英日」および「日英」はそれぞれ、「英語を日本語にする問題」と「日本語を英語にする問題」を指す。「文法」は「文法に関する問題」、「方略」は「読解方略(リーディング・ストラテジー)に関する問題」を指す。この4つに分類した問題は、初級・中級・上級共通である。表3の「英日上」は、上級クラスのみを対象とする「英語を日本語にする問題」を指す。なお、得点については、100点満点として計算してある。到達度確認テストは公開された小テストに基づいており、準備をすれば全員が満点を取れる性質のものである。上級、中級ではいずれの問題においても最頻値がほぼ100点であるなど、テストのこの性質を反映した結果となっているが、級を問わず得点が0点の受講者がいたり、初級では平均値が50点を切る項目もある点は残念である。全体を通して言えば、高得点の受講生が多いことは、全てのレベルの受講生のデータを記載した図1~図4のヒストグラムと図5のヒストグラムが示す通りである。図1春学期の「英日」問題のヒストグラム図2春学期の「日英」問題のヒストグラム―36―中部大学教育研究No.17(2017)10020 0 0 03..0.0 = 79.61 = 22.09N = 2,270 = 71.24 = 26.79N = 2,270

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