中部大学教育研究17
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3.5空港消防署オンタリオ空港の空港消防署は、日本にないコンセプトのそれであった。ここの職員は、警察官と消防官を兼任しており、両活動についての説明があった。後者の活動については、大きな火災に備えた消火能力をもつ重機を中心に説明をしていただいた。所内には運動施設もあり、職員への運動指導は義務化されていたが、運動指導を行うものはいないとのことであった。写真15消防服の着衣体験写真16消防署前での記念撮影4アンケートの結果帰国後に学生に実施した、本研修内容についてのアンケート結果を表1に示す。回答は参加した学生全員(18名)から得られた。学年では3年生が最も多く、卒業後の進路としては消防や救命士を目指すものの割合が最も高かった。4.1今回の海外研修について1)研修実施場所については、参加者全員が「良かった」と回答していた。2)研修の時期については、「適切である」と回答したものが最も多く8割以上であった。3)研修期間については、「短い」と回答したものが最も多かった。4)金額について、最も多かった回答は「高い」であり、次いで多かったのは「適切」であった。―157―スポーツ保健医療学科第一回海外短期研修を終えて表1研修内容についての学生アンケート結果

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