中部大学教育研究16
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図25女子全学部の体前屈4まとめ体力テストおよび身体組成の測定結果報告は、昨年度も実施し学科によっては同じような傾向もあれば全く違った傾向の学科もあり継続して実施していくことで学科毎の傾向が見えてくる可能性もあると言える。また、授業の中で学生一人一人に評価を加えてA3プリントでフィードバックし、その結果を基に今後どのような取り組みをしていくか授業の中で運動の仕方(トレーニング、各種スポーツ)を展開しつつ、個人個人に合った運動処方の作成方法について指導を行っている。学生自身は、大学の授業の中で体力診断テストおよび身体組成の測定を実施していることに驚きを示しつつも自分を客観的に見つめる機会を得て生活習慣病予防のための運動(運動する重要性)と栄養(食生活の見直し)と休養(睡眠時間の確保)の必要性について理解を深め、今後の取り組みについて自身の為の運動処方プログラムを作成している。体力診断テストおよび身体組成の測定結果は、本来個人個人のものであり、学科別にデータ処理をすることを目的としたものではないが、現在の新入学生の現状について傾向を示すデータとして受け止めて頂き全学部・全学科での指導の一助となれば幸いである。引用・参考文献1)首都大学東京体力標準研究会新、日本人の体力標準値(2)2)文部科学省新体力テスト3)日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2009」4)(財)日本体育協会「公認スポーツ指導者養成テキスト共通科目Ⅱ」2012年5)エルクコーポレーション社超音波骨密度測定装置CM-100による判定基準―54―梅嵜周毅・神田智浩・渡辺武弘・渡邉香・富田恭介准教授全学共通教育部健康とスポーツ教育科梅嵜周毅助教全学共通教育部健康とスポーツ教育科神田智浩准教授全学共通教育部健康とスポーツ教育科渡辺武弘教授全学共通教育部健康とスポーツ教育科渡邉香教育技術員全学共通教育部健康とスポーツ教育科富田恭介

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