中部大学教育研究14
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事前学習を共有する方向でセッションの方法を検討する必要がある。また、事前学習の課題も、用語調べに加えて、()抜きのスライドや、事例作成、ミニテストなど、学生の多様性に対応した様々な方法を事前学習に取り入れ、科目の修得目標の達成に効果的な課題を考えていきたい。注1)ジョンソン,D.W./ジョンソン,R.T./ホルベック,E.J.(石田裕久・梅原巳代子訳)(2010):学習の輪学び合いの協同教育入門、二弊社、110-124.2)杉江修治(2011):協同学習入門基本の理解と51の工夫、ナカニシヤ出版、65-89.3)常盤文枝・高橋博美・大場良子他(2006):PBLチュートリアル教育における学習効果測定の試み-クリティカルシンキングと学習スタイルの変化-、埼玉県立大学紀要、8、69-74.4)三木洋一郎・瀬尾宏美(2011):新しい医学教育技法「チーム基盤型学習(TBL)」、日医大医会誌、7(1)、20-23.5)林康弘・深町賢一・小松川浩(2013):eラーニング利用による反転授業を取り入れたプログラミング教育の実践、ICT活用教育方法研究、16(1)、19-23.6)安永悟(2006):実践・LTD話し合い学習法、ナカニシヤ出版.7)山本富士江(2004):LTD学習法と自己教育力、QualityNursing、10(7)、85-91.8)藤田文(2005):LTD話し合い学習法におけるグルーピングの効果、協同と教育、3、22-32.9)安田利枝(2008):LTD話し合い学習法の実践報告と考察-学ぶ楽しさへの導入と利点-、嘉悦大学研究論集、51(1)、117-143.10)須藤文・安永悟(2011):読解リテラシーを育成するLTD話し合い学習法の実践-小学校5年生国語への適用-、教育心理学研究、59(4)、474-487.11)Barkley,E.F.,Cross,K.P.,&Major,C.H.(2005)Collaborativelearningtechniques:Ahandbookforcollegefaculty.SanFrancisco:Jossey-Bass.(バークレイ,E.F.・クロス,K.P.・メジャー,C.H.安永悟(監訳)(2009).協同学習の技法-大学教育の手引き-、ナカニシヤ出版)教授生命健康科学部保健看護学科牧野典子講師生命健康科学部保健看護学科江尻晴美助教生命健康科学部保健看護学科中山奈津紀―79―成人急性期看護学における協同的学び合いを取り入れた事前学習セッションの提案

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