中部大学教育研究14
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れるように計画した。(表2)表2地域創成メディエーター学入門の内容5まとめ・本研究の対象者のうち、CAAC対象の50歳以上は96名であった。概ね研究目的に合った対象者を抽出できた。・対象者が地域で関心をもっていることは、「高齢化」「健康」「地域防災」であった。この結果を学生と正課教育科目「地域創成メディエーター学入門」のカリキュラムの内容に反映することができた。・対象者が学びたいことは、「健康」「語学・歴史などの学習」「社会参加」であった。この結果をCAACの1年次共通科目に取り入れた。・高齢者大学への通学希望者は24名、介護職員初任者研修講習希望者は10名でありCAAC開講にむけて情報を得ることができた。謝辞平成26年2月中部大学COC事業地域連携講演会および市民フォーラムの際にアンケート調査実施に対して快く承諾し、ご協力くださいました生命健康科学部理学療法学科、作業療法学科の先生方に深謝いたします。なお、この調査は、文部科学省「地(知)の拠点整備事業」平成25年度地域志向研究経費助成を受けて実施した成果を発表するものです。参考文献1)田中敦子、内田有紀、大塚眞理子:高齢者大学に集う健康な高齢者の認知症予防に関する認識と予防行動の実態,日本認知省ケア学会誌.11(3).pp.690-699.20122)堀薫夫:高齢者大学の機能の変化に関する調査研究老年社会科学.32(3).pp.338-346.20103)内閣府ホームページ平成25年版高齢社会白書http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2013/zenbun/25pdf_index.htmlアクセス日2014.10.84)梨本雄太郎:高齢者の社会参加過程における学習の意味日本社会教育会編「高齢社会における社会教育の課題」東洋館出版.pp.76.1999―66―藤丸郁代・林上・羽後静子・末田智樹・對馬明准教授生命健康科学部スポーツ保健医療学科藤丸郁代教授人文学部歴史地理学科林上教授国際関係学部国際関係学科羽後静子准教授人文学部歴史地理学科末田智樹准教授生命健康科学部理学療法学科對馬明週内容1-2春日井市と中部大学の連携活動(仮題)春日井市における中部大学の新しい存在意義(仮題)3COC事業におけるCAACの意義とシニアの役割4春日井市における多文化共生の取り組み5春日井市の環境問題について6家先のデザインでまちを変える7まちのエキスパネットの取り組み(仮題)8高蔵寺ニュータウン再生市民会議の取り組み(仮題)

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