中部大学教育研究14
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スのみを対象とする「英語を日本語にする問題」を指す。なお、得点については、100点満点として計算してある。到達度確認テストは公開された小テストに基づいており、準備をすれば全員が満点を取れる性質のものである。これを反映して、いずれのレベルにおいても平均値は比較的高く、また初級の「日英」問題と「文法」問題を除いて最頻値は100点となっている。高得点の受験者が多いことは、図1~図5のヒストグラム(における正規曲線からのずれ)からもよく分かる。なお、図1~図4では全てのレベルの受験生のデータを記載してある。図5は、上級のみのデータである。図1春学期の「英日」問題のヒストグラム図2春学期の「日英」問題のヒストグラム図3春学期の「文法」問題のヒストグラム図4春学期の「方略」問題のヒストグラム図5春学期の「英日」問題(上級)のヒストグラムしかしながら、0点という受講生もおり、対策に頭を悩ますところである。次に受講生のレベルに関係なく共通する4つの問題(「英日」「日英」「文法」「方略」)について、学科毎の箱ひげ図を示す。3),4)―30―大門正幸・今村洋美・西村智・野田恵剛・山田伸明・和田珠実

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