中部大学教育研究14
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写真6研究所内の筆者の机筆者の受け入れを担当してくれたジム・タッカー博士とは週に一度面談し、数多くの助言をいただいた。また、博士が執筆中の著書の原稿を読ませていただいただけでなく、内容に関する議論に快く応じてくださった。写真7ジム・タッカー博士と週一度の面談写真8瞑想状態の脳波計測実験に参加多忙を極める所長のグレイソン博士とは、毎週という訳にはいかなかったが、必要な時にアポイントメントを取り、研究に関して貴重な助言をいただいた。また、瞑想時の意識状態の脳波を計測するロス・ダンシース博士の実験に参加し、自分の脳波の変化を視覚的に確認するという大変興味深い体験をすることができた。4.2DOPSミーティング研究所では毎週火曜日の12時から、研究所外の研究者も交えて研究会が開かれる。発表者が提供した話題に対して行われる徹底した討論は新たな知を生み出す大変刺激的な場であった。筆者もこの研究会で計6回(一度は共同研究)発表を行い、参加者から数多くの貴重な助言や激励の言葉をいただくことができた。写真9DOPSミーティング後の食事会また研究会を通して知り合った研究者の何人かとは研究所外でも交流を持つことができた。中でも、コロンビア大学で教鞭を取っていたマイケロ・グロッソ博士の自宅で、意識の問題にまつわる哲学談義をしながら年を越したのは忘れがたい思い出である。写真10グロッソ博士宅で迎えた新年―89―バージニア大学での一年間を振り返って

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