中部大学教育研究13
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提出期限が過ぎるとレポートの提出先は自動的に公開が終了するため、学生からアクセスできなくなる。教員は、学生からアップロードされたレポートをダウンロードして、添削コメントを付けて採点する。添削したレポートは、ライブラリの「レポート提出1回目」にアップロードして、最後に評価確定処理をする。なお、60点未満のレポートについては、再提出を指示する。学生は、評価確定された添削済みレポートをダウンロードして、添削コメントと点数を確認する。再提出が指示されている場合は、内容を修正して「再提出(最終)」のレポート教材へ提出する。図3レポート提出の流れレポートの提出先は、図4のように各テーマの中に「レポート提出1回目」と「再提出(最終)」の2回のレポートの提出先を設定して、提出期限が過ぎると自動的に公開終了になるようにした。なお、公開終了になった提出先には学生からアクセスできなくなる。図4レポート提出先(学生視点)3.4ライブラリの設定方法図5に講義編集の画面を示した。ここでは、まず「教材追加」をクリックして、さらに「レポート教材」を選択した。このレポート教材が、レポートの提出先となる。図5レポート教材の追加次に作成したレポート教材をクリックすると、レポート教材の設定画面が現れる。ここでは、図6のようにレポート教材を設定した。教材のタイトルは「レポート提出1回目」とし、1回目のレポートに不備があった学生および、1回目でレポートを提出できなかった学生のためのレポートの提出先は「再提出(最終)」というタイトルに設定した。提示開始日時は、実習開始時間(木曜日の13:35)にした。提出期限は、翌週火曜日の9:00に設定した。回答形式は、レポートを「MicrosoftWord」で作成して提出するため、「提出ファイル」にチェックを入れた。提出後の訂正は、「不可」にして一度しか提出できないようにした。これは、レポートを提出する前に必ずチェックする習慣を学生に身に付けさせるためである。「提出期限後の提出」の項目には、「許可しない」を選択した。これも、期限を守る習慣を学生に身に付けさせるためである。図6レポート教材の設定―57―ライブラリの臨床工学科実習への活用

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