中部大学教育研究13
34/148

0%20%40%60%80%100%際のバリアフリー基本構想の策定方法を説明する。1)バリアフリー基本構想の事例(資料6-1新瀬戸駅・瀬戸市駅周辺バリアフリー基本構想、2009)【出典】瀬戸市ホームページ3.7地域福祉計画福祉政策の観点から取り組んでいるまちづくりの仕組みについて説明する。資料7-1「地域社会における福祉のまちづくりの進め方」を作成し、用いた。1)自助・共助・公助【参考資料】首相官邸ホームページ:今後の社会保障の在り方について2)地域福祉計画の考え方【参考資料】岐阜県海津市ホームページ:「自助」「共助」「公助」と地域福祉計画の関係図(岐阜県海津市の事例);静岡県長泉町ホームページ:長泉町地域福祉計画3)地域福祉計画の実例【参考資料】第3次春日井市地域福祉計画概要版、平成22年3.8人と生活環境との調和これまでのまとめとして、様々な人々に対応した生活環境のあり方と整備の方向性について説明する。1)ハード整備とソフト対策との組み合わせ(資料8-1生活環境整備の視点)【出典】糟谷佐紀:その人らしい暮らしの実現に向けて/生活環境、『澤村誠志(監修)、相澤譲治・黒田大治郎・奥英久・高見正利(編集):社会リハビリテーション論、三輪書店、2005年』2)福祉のまちづくりの目標(市民全体のQOL)(資料8-2QOLの考え方)【出典】田島明子:エッセイリハビリテーションとQOL-主観/客観の裂け目から見える地平、『支援』1、pp.150-1553)障害者の権利問題(資料8-3国際連合障害者の権利条約)【出典】DPI日本会議ホームページ:障害者の権利条約4講義の成果この講義の成績は試験ではなく下記の課題に対するレポート提出により評価した。その理由は、単なる知識的な理解力を試すのではなく、受講生側がどのような刺激を受け、それに対してどのように考えているかを測りたかったからである。また、受講生がどのテーマを取り上げたかを集計すれば、今後の講義計画の参考となる。図1から、第1週の印象が強かったことがわかる。日本福祉のまちづくり学会の前会長の澤村氏の論文を紹介したこと、社会モデル(身体能力に着目するのではなく、社会の障壁に着目して解決策を考えること)―24―磯部友彦生活環境論レポート課題この講義で学んだ内容(資料だけでなく、口頭で解説した部分も含める)の中で、強く印象に残った事柄を3項目(そのうち少なくとも1項目は自分自身または周りの人の体験等に基づくものであることが望ましい)を取り上げ、それらに下記の手順に従い、簡単に説明しなさい。1)印象に残った項目の内容2)なぜ、上記のことが印象に残ったのかについての説明(自分で気づいたこと、見たことなどの関連とので説明してもよい)図1受講生の印象に残った項目(週単位の集計)

元のページ  ../index.html#34

このブックを見る