中部大学教育研究12
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で、両方ともが到達目標に達しなかったという印象がある。それぞれの到達目標を達成させるためには、テーマをより身近なものにするなどの検討が必要であろう。3.1.5学習指導要領学習会について表5に見るように、被調査者全員から、学習指導要領を勉強することについては「やらなければならないから、いい機会」等、意義や意欲に関する発言が聞かれた。学習会については、観点別に整理すると以下のような意見が見られた。肯定的な意見①団体戦を意識した意見【G2,H2;E3,H3】②他学生、協力関係の影響【F1,H1;B2,D2,E2;E3,H3】改善や検討に関する意見①教員の関与を求める意見【C2;A3,C3】②勉強会の方法・必要性に関する疑問【C2,G2;A3,D3,G3】③時間が短い【D1;C2】①②③については、学習指導要領の自主学習と学習会及びその関係の捉え方に学生間で差があったように思われる。自主学習を計画的、促進的にするための学習会であるとのねらいを共有しながらすすめていく必要があるだろう。また、教員の関与としては、効率的な学習会の方法について例示することなどが考えられる。―64―吉田直子・古市真智子・味岡ゆい・長尾寛子表4ディベイトについて

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