中部大学教育研究12
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3フレッシュマンテストとプレースメントテスト1年生のクラス「英語スキルⅡ」については、2年次のクラス分けの資料とするために、12月にプレースメントテストを実施している。このテストは、入学時点で行っているフレッシュマンテストと比較可能な内容であるため、ここで両者の結果について簡単に見ておきたい。両テストの結果は図33と図34に示す通りである。平均点や標準偏差は、両テストとも、ほぼ同程度である。なお、正規分布についてKolmogorov-SmirnovおよびShapiro-Wilkの正規性の検定で確認したところ、いずれにおいても正規分布しているとは言えないという結論が得られた。しかし、両テストとも到達度確認テストと比べればかなり正規分布よりの結果となっている。学科毎の得点結果は図35、図36に示す通りである。―88―大門正幸・今村洋美・西村智・野田恵剛・山田伸明・柳朋宏図30学科別に見た再履修者の語彙(英語から日本語)テストの結果図31学科別に見た再履修者の文法テストの結果図32学科別に見た再履修者の読解方略テストの結果図33フレッシュマンテストの結果図34プレースメントテストの結果

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